2008-03-23 セルフポートレイトラボ
現代美術館で開催中の川俣正「通路」で
友人の蓮沼くんのプロジェクト、セルフポートレイトラボの展示に参加しています。
千葉の精神病院にビニールハウスを建てて、自画像を描くアトリエをつくるという活動を、
美術館において行うというもので、
20枚くらい自画像を描いて、それを使って地図をつくるというのをやりました
普段から描いていた自己のイメージの断片や美術館で描いたものをつかって
島のような地図をつくりました
川俣展に行かれる際は
地下の一番奥の方に展示しているので
見てみてください
川俣正[通路]
セルフポートレイトラボ
友人の蓮沼くんのプロジェクト、セルフポートレイトラボの展示に参加しています。
千葉の精神病院にビニールハウスを建てて、自画像を描くアトリエをつくるという活動を、
美術館において行うというもので、
20枚くらい自画像を描いて、それを使って地図をつくるというのをやりました
普段から描いていた自己のイメージの断片や美術館で描いたものをつかって
島のような地図をつくりました
川俣展に行かれる際は
地下の一番奥の方に展示しているので
見てみてください
川俣正[通路]
セルフポートレイトラボ
2008-02-18 雪の有明山と雪の御神渡
二〇〇八年二月七日、安曇総合病院前で見た
雪の有明山(信濃冨士)の
空に立った岩壁画を見る(
ゆ)目は
雪が描いた山の神の貌
その光景、自体が一つの言葉なのだ
文字をもたなかった縄文人の
土器に籠まれた野生のえぐれのリズム
精神の線
魂の貝の内側を撫でる光
その光景によるたった一つの言葉
光の景の言葉
(ゆつ)
間のリズム
風景は風の景の言葉
風の言葉
「30センチほどつもって、見えにくいかもしれないけれど」、
砥川の河口、プリンスホテル近くの汀で、
誰のものでもない平(ヒラ)に出会っていました
諏訪湖につもった
小鳥の足跡ひとつない雪の平で
いったいだれが渡るのだろう
と虚空を吹く風の言葉が舞っていて
「そうか蛇の道か」と
雪をかむった御神渡(おみわたり)に
呟いていました
砥川河口の「金の透野(トーノ)」
わずかに残った黄昏の湖頭に
水鳥が澪をひいて泳いでいました
日は山の暮れへ
温室のような練習場から
学生の声も響いていました
雪の有明山(信濃冨士)の
空に立った岩壁画を見る(
ゆ)目は
雪が描いた山の神の貌
その光景、自体が一つの言葉なのだ
文字をもたなかった縄文人の
土器に籠まれた野生のえぐれのリズム
精神の線
魂の貝の内側を撫でる光
その光景によるたった一つの言葉
光の景の言葉
(ゆつ)
間のリズム
風景は風の景の言葉
風の言葉
「30センチほどつもって、見えにくいかもしれないけれど」、
砥川の河口、プリンスホテル近くの汀で、
誰のものでもない平(ヒラ)に出会っていました
諏訪湖につもった
小鳥の足跡ひとつない雪の平で
いったいだれが渡るのだろう
と虚空を吹く風の言葉が舞っていて
「そうか蛇の道か」と
雪をかむった御神渡(おみわたり)に
呟いていました
砥川河口の「金の透野(トーノ)」
わずかに残った黄昏の湖頭に
水鳥が澪をひいて泳いでいました
日は山の暮れへ
温室のような練習場から
学生の声も響いていました
2008-01-23 加曽利貝塚、竹岡、黄金井戸
18切符が一枚余ったので、ふらっと
加曽利貝塚へ
都賀駅からモノレールで桜木駅
徒歩10分くらいで貝塚公園

貝塚の中心に道が掘られ、断層を見ることができる
古代の生活の時層の堆積
秘やかで確かな存在の重なり、
そのモノが語る土中の絵画のような存在感に圧倒される

なにものにしろ、そのあざやかな断面、切れ目にこそ
何かが宿っている

壊れた竪穴式住居

新しく作られる住居の骨組み

建物内に保存された住居跡
加曽利貝塚の博物館はかなり古めかしい
しかも入り口の中心に職員の部屋があるという
なにか権力的なつくりの建物
やはり貝塚の縄文土器はかなり平面的だった
海と山、
やはり山のビジョン、生活の風景に山が見えていることのイメージ生成力と
山の地形的な生活リズムがその空間感覚を生み出すのか
壊れた竪穴式住居の再建の為に市の自然公園などで刈られる
茅や樹木を刈りあつめ、沢山置いてある
費用がかからないのはよいことだ
千葉駅までもどって、海のほうに行く
木更津をこえても、なかなか海が見えない
やっと上総湊(かずさみなと)駅で
美しい海の青い風景が広がっている
竹岡駅で黄金井戸、光藻発祥の地という看板を見つけ、
下車、徒歩五分くらい

黄金井戸の石の窪みの洞の浅い水の
黄金の底の光

樹の根の洞の石柱
駅までもどって、再び電車で南下するが、
真っ暗になってしまったので、保田駅で下車
本当は、温泉に入って帰りたかったが、
千葉には火山がないので温泉が少なく、
駅からも遠いのがさびしい
神社をまわって、パンと弁当を売っている商店で
サンドイッチ買って、駅に向かって歩いていると
迷ってしまって、道をおばあさんに聞いて、
帰り着く、途中海岸線に着き、暗い砂浜に降り立つ
波に触れた手が潮に澄んで
潮のせいかしら
塩のせいかしら

保田駅近くの神社
帰りの電車を待つ間に散歩
波の伊八の下総だけに、小さな神社にも生きた膨らみを宿した龍の彫り物があった
加曽利貝塚へ
都賀駅からモノレールで桜木駅
徒歩10分くらいで貝塚公園

貝塚の中心に道が掘られ、断層を見ることができる
古代の生活の時層の堆積
秘やかで確かな存在の重なり、
そのモノが語る土中の絵画のような存在感に圧倒される

なにものにしろ、そのあざやかな断面、切れ目にこそ
何かが宿っている

壊れた竪穴式住居

新しく作られる住居の骨組み

建物内に保存された住居跡
加曽利貝塚の博物館はかなり古めかしい
しかも入り口の中心に職員の部屋があるという
なにか権力的なつくりの建物
やはり貝塚の縄文土器はかなり平面的だった
海と山、
やはり山のビジョン、生活の風景に山が見えていることのイメージ生成力と
山の地形的な生活リズムがその空間感覚を生み出すのか
壊れた竪穴式住居の再建の為に市の自然公園などで刈られる
茅や樹木を刈りあつめ、沢山置いてある
費用がかからないのはよいことだ
千葉駅までもどって、海のほうに行く
木更津をこえても、なかなか海が見えない
やっと上総湊(かずさみなと)駅で
美しい海の青い風景が広がっている
竹岡駅で黄金井戸、光藻発祥の地という看板を見つけ、
下車、徒歩五分くらい

黄金井戸の石の窪みの洞の浅い水の
黄金の底の光

樹の根の洞の石柱
駅までもどって、再び電車で南下するが、
真っ暗になってしまったので、保田駅で下車
本当は、温泉に入って帰りたかったが、
千葉には火山がないので温泉が少なく、
駅からも遠いのがさびしい
神社をまわって、パンと弁当を売っている商店で
サンドイッチ買って、駅に向かって歩いていると
迷ってしまって、道をおばあさんに聞いて、
帰り着く、途中海岸線に着き、暗い砂浜に降り立つ
波に触れた手が潮に澄んで
潮のせいかしら
塩のせいかしら

保田駅近くの神社
帰りの電車を待つ間に散歩
波の伊八の下総だけに、小さな神社にも生きた膨らみを宿した龍の彫り物があった
2008-01-19 甲斐、牧丘町、道祖神祭
1月14日、道祖神祭
山梨県、塩山駅からバスで牧丘町へ

牧丘町、窪平
気になる路地
タクシー会社の人に道と、どこにオカリヤがあるか、聞く、
おじさんが、今日撮ってきたデジカメの写真を見せてくれ、
塩平の杉のオカリヤやいくつかのオカリヤの写真をみる

牧丘町、窪平
道祖神場、丸石を覆う、どんとの杉の葉

近くの石祠ふたつ

家の垣根に使われている丸石
歩いて、塩平へ

黒戸奈神社境内、遠くから見ると男根のように見えた丸石首地蔵

気になる巨石、近寄れなかった

道祖神場、丸石を覆うオカリヤ

丸石とみかん

ここからバスで塩平へ、1乗車どこまで乗っても100円のバス

道祖神場、森の顔みたいなオカリヤ、
バスの運転手さんが、乗客が誰もいないので止まってくれた

道祖神場、オカリヤ
これもバスから
途中、たくさんのオヤナギとオカリヤを見る、
バスの路線沿いに道祖神場がある
バスの運転手さんが教えてくれた
塩平に着くと塩平のどんと焼きはもう終わっていた
てっきり夜に焚くと思っていたら、
獅子舞と合わせて、昼のどんと
結局、塩平の杉のオカリヤは写真でしか見れなかった
獅子舞が公民館でやっていると言うので、
見に行く

塩平の獅子舞
幕の舞
獅子舞というのは初めてみる気がするが、
イメージと違い、
獅子役と
二人の黒子というか獅子の体役が
常に風呂敷を高く支えるから、獅子の大きさが巨大で
宙に浮かんだような、
神さびた静けさ、影、ひきに近いものをうっすら感じさせる
演者は名人ぽいおじいさん
でも演奏の太鼓の音がいまいち



狂の舞

オヤナギと菱形
暗くなってしまった

丸石道祖神場
歩いて下って、
洞雲寺というお寺のある
牧丘町北原のオカリヤに着く、
オカリヤの隣の家のおじさんに聞くと
どんと焼きは6時からだと教えてくれる
オカリヤについて尋ねると、道祖神は馬鹿だとか、
卑猥な囃子歌があると教えてくれた

どんと焼き
牧丘町北原
観光客が他にだれもいない
村の人の為の祭
すこし下の牧平というところの広場は
盛大に観光客向けにやっていたので、そっちに人が集まるのだろう
村人だけの祭のほうがおもしろい

北原のオカリヤ
男根型のカリの先っちょにみかんがささってる
カリの太さは一番らしい
見学ですと伝えて、
見る
オカリヤを崩して
普通の道の真ん中で、猛然とどんと焼きが始まる
松葉がはぜて、燃え上がる
(松葉のヤニですぐ燃えると言っていたが杉の葉だったような)
獅子舞が舞われ、
木の枝にさした繭玉餅が焼かれる
一つ焼いた餅を頂く
虫歯にならないらしい
お神酒が振る舞われる
コップにどんどんついでくれる
箱入りのみかんも手に持ちきれないくらいくれる
旅人にも別け隔てなく振る舞われる
すばらしい祭
自分たちの為の祭
ここにはそういう火の祭の場所
火の座、
祭の時間がある
空きっ腹で
お酒を飲んでたから
みかんを食べたら急に酔いがまわった
村の人たちに道祖神祭の話を聞いたりしていたが、
帰りのバスがないので、
15キロくらい歩いて塩山駅に行かないといけないので、
お礼を言って、ふらふら舞うように
夜道を歩き走りながら、
チョー愉しいと言いながら、
2時間半くらい歩いて帰りました
足が棒のように筋肉痛です
獅子舞の菱 幕の舞 三人足の宙
塩平では「オカリヤノ オ小屋立テ」
燃え尽きた杉葉のオカリヤデ
オヤナギノ菱 空 駈け降りる
洞雲寺のアスファルト路の真ん中で
焚きつけられる
松葉のはぜる どんと火の
どんと火の
お神酒をコップで頂いた 舞イ神ノ踊リダココハ
繭玉の枝さしかざす どんと火の
どんと火の
お小屋を一つもらった お団子一つもらった
黒々と燃え横たわり藁のカリ
みかんを食べて酔った
牧丘ノ舞イ座を降りて
山梨県、塩山駅からバスで牧丘町へ

牧丘町、窪平
気になる路地
タクシー会社の人に道と、どこにオカリヤがあるか、聞く、
おじさんが、今日撮ってきたデジカメの写真を見せてくれ、
塩平の杉のオカリヤやいくつかのオカリヤの写真をみる

牧丘町、窪平
道祖神場、丸石を覆う、どんとの杉の葉

近くの石祠ふたつ

家の垣根に使われている丸石
歩いて、塩平へ

黒戸奈神社境内、遠くから見ると男根のように見えた丸石首地蔵

気になる巨石、近寄れなかった

道祖神場、丸石を覆うオカリヤ

丸石とみかん

ここからバスで塩平へ、1乗車どこまで乗っても100円のバス

道祖神場、森の顔みたいなオカリヤ、
バスの運転手さんが、乗客が誰もいないので止まってくれた

道祖神場、オカリヤ
これもバスから
途中、たくさんのオヤナギとオカリヤを見る、
バスの路線沿いに道祖神場がある
バスの運転手さんが教えてくれた
塩平に着くと塩平のどんと焼きはもう終わっていた
てっきり夜に焚くと思っていたら、
獅子舞と合わせて、昼のどんと
結局、塩平の杉のオカリヤは写真でしか見れなかった
獅子舞が公民館でやっていると言うので、
見に行く

塩平の獅子舞
幕の舞
獅子舞というのは初めてみる気がするが、
イメージと違い、
獅子役と
二人の黒子というか獅子の体役が
常に風呂敷を高く支えるから、獅子の大きさが巨大で
宙に浮かんだような、
神さびた静けさ、影、ひきに近いものをうっすら感じさせる
演者は名人ぽいおじいさん
でも演奏の太鼓の音がいまいち



狂の舞

オヤナギと菱形
暗くなってしまった

丸石道祖神場
歩いて下って、
洞雲寺というお寺のある
牧丘町北原のオカリヤに着く、
オカリヤの隣の家のおじさんに聞くと
どんと焼きは6時からだと教えてくれる
オカリヤについて尋ねると、道祖神は馬鹿だとか、
卑猥な囃子歌があると教えてくれた

どんと焼き
牧丘町北原
観光客が他にだれもいない
村の人の為の祭
すこし下の牧平というところの広場は
盛大に観光客向けにやっていたので、そっちに人が集まるのだろう
村人だけの祭のほうがおもしろい

北原のオカリヤ
男根型のカリの先っちょにみかんがささってる
カリの太さは一番らしい
見学ですと伝えて、
見る
オカリヤを崩して
普通の道の真ん中で、猛然とどんと焼きが始まる
松葉がはぜて、燃え上がる
(松葉のヤニですぐ燃えると言っていたが杉の葉だったような)
獅子舞が舞われ、
木の枝にさした繭玉餅が焼かれる
一つ焼いた餅を頂く
虫歯にならないらしい
お神酒が振る舞われる
コップにどんどんついでくれる
箱入りのみかんも手に持ちきれないくらいくれる
旅人にも別け隔てなく振る舞われる
すばらしい祭
自分たちの為の祭
ここにはそういう火の祭の場所
火の座、
祭の時間がある
空きっ腹で
お酒を飲んでたから
みかんを食べたら急に酔いがまわった
村の人たちに道祖神祭の話を聞いたりしていたが、
帰りのバスがないので、
15キロくらい歩いて塩山駅に行かないといけないので、
お礼を言って、ふらふら舞うように
夜道を歩き走りながら、
チョー愉しいと言いながら、
2時間半くらい歩いて帰りました
足が棒のように筋肉痛です
獅子舞の菱 幕の舞 三人足の宙
塩平では「オカリヤノ オ小屋立テ」
燃え尽きた杉葉のオカリヤデ
オヤナギノ菱 空 駈け降りる
洞雲寺のアスファルト路の真ん中で
焚きつけられる
松葉のはぜる どんと火の
どんと火の
お神酒をコップで頂いた 舞イ神ノ踊リダココハ
繭玉の枝さしかざす どんと火の
どんと火の
お小屋を一つもらった お団子一つもらった
黒々と燃え横たわり藁のカリ
みかんを食べて酔った
牧丘ノ舞イ座を降りて
2008-01-08 初詣でなど
ひさしぶりに
友人に半ば無理矢理に
初詣に近くの神明宮に連れだされた
友人、主に二人は年来の行事として毎年行っているが
何かと出かけていたり、用事で参加出来ないことがほとんどだった
今年はいろんな神社にたくさん行ったが、
普段人の気配のほとんどない神社に
初詣の時には凄い人混みで、行列ができていた
辟易しながら並んで待ちながら
四隅に竹を立てた焚き火を眺めて、甘酒など飲んでいると
年始めから火を見てすごすのも、よいものだなと
家まで直接呼びに来てくれた友人に感謝しながら
あかるい初詣気分から
まったく暗がりに隠れている、磐座や巨木にあいさつして
初詣を終えた
(篝火や巫女装束の袖の磐座)
それから長野に帰って、
雪深い寒さにやられて、寝込んで過ごしたりしている
宵、雪景色
単線の無人駅に降り立って
くらい銀世界の雪の木立の闇のトンネルをくぐって
日はあける
ふと
目についた 吸いつくように
雪の杉木立は夜の満天の星空の冷えた呼吸 の記憶を
闇の呼吸の星空の記憶を宿しているような姿を 吸いつくように 重ねています
凍て星の 抱くがごとし 雪木立
風邪をひいて寝込んでいたので、近くに行って見たかったけれども
窓辺から見えるおんべの火が小さく燃えるのを
さみしく眺めていました
おんべ火の 凍ゆる窓に 昇り竜
肩が寒くて風邪をひいたのでどてらを着て寝たら、肩が暖かい
夜に昼の日差しと薪ストーブの熱で融けた屋根雪が落ちて
家の脇腹に堅い雪の拳固を食らったような
重く深い鈍痛のようなひびき
さむくて布団を山のようにかけているから
そのひびきがまるで雪の分厚い布団に閉ざされて
潰されているような そんな寒い 言葉少ない場所です
どてら敷き さみしき肩に 雪落とし
友人に半ば無理矢理に
初詣に近くの神明宮に連れだされた
友人、主に二人は年来の行事として毎年行っているが
何かと出かけていたり、用事で参加出来ないことがほとんどだった
今年はいろんな神社にたくさん行ったが、
普段人の気配のほとんどない神社に
初詣の時には凄い人混みで、行列ができていた
辟易しながら並んで待ちながら
四隅に竹を立てた焚き火を眺めて、甘酒など飲んでいると
年始めから火を見てすごすのも、よいものだなと
家まで直接呼びに来てくれた友人に感謝しながら
あかるい初詣気分から
まったく暗がりに隠れている、磐座や巨木にあいさつして
初詣を終えた
(篝火や巫女装束の袖の磐座)
それから長野に帰って、
雪深い寒さにやられて、寝込んで過ごしたりしている
宵、雪景色
単線の無人駅に降り立って
くらい銀世界の雪の木立の闇のトンネルをくぐって
日はあける
ふと
目についた 吸いつくように
雪の杉木立は夜の満天の星空の冷えた呼吸 の記憶を
闇の呼吸の星空の記憶を宿しているような姿を 吸いつくように 重ねています
凍て星の 抱くがごとし 雪木立
風邪をひいて寝込んでいたので、近くに行って見たかったけれども
窓辺から見えるおんべの火が小さく燃えるのを
さみしく眺めていました
おんべ火の 凍ゆる窓に 昇り竜
肩が寒くて風邪をひいたのでどてらを着て寝たら、肩が暖かい
夜に昼の日差しと薪ストーブの熱で融けた屋根雪が落ちて
家の脇腹に堅い雪の拳固を食らったような
重く深い鈍痛のようなひびき
さむくて布団を山のようにかけているから
そのひびきがまるで雪の分厚い布団に閉ざされて
潰されているような そんな寒い 言葉少ない場所です
どてら敷き さみしき肩に 雪落とし


