Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2008-04-08 『丸石座』

    『丸石座』 杉原信幸 個展

    2008年 4月24日(木) - 5月10日(土)
    11時−19時

    入場料 200円

    site [サイト]
    東京都渋谷区恵比寿1-30-15サイトビルB1
    電話 03-3441-6970
    site@site-ebisu.com
    http://www.site-ebisu.com/



    http://www.site-ebisu.com/oshirase.html

    潮にゆられた丸石には、タマが宿っている
    丸石の敷きつめられた座(くら)に
    縄文石のストーンサークルの
    大地の草葉の境界のあざやかさ
    そのヴィジョンが浮かびあがる
    地の反転、緑柱のそそり立つ座に
    太古の祭がよみがえる

    *5月6日(火)日暮れより
    吉増剛造×山形淑華×杉原信幸 
    丸石座が開演します


    IMGA1418up.jpg



        2008-03-27 大石神社、浅間(センゲン)神社、川をあるく

    東山梨駅からさまよいあるき
    路ゆき出会う丸石神

    笛吹川を見下ろす土手路で見かけた
    塚 上のお家
    浅間(センゲン)神社の
    急石段を登って
    社裏にて
    出会った
    卵の男根石の立つ
    小庭に佇む
    お山のへそ

    大石山
    大石神社の
    大石の頂きで
    石の柔らかな鼓動に
    振動しているわたしの心臓の鼓動もまた

    石の腸のなか
    石生み山の磐座で


    丸石道祖神は
    大石の記憶の痕のように


    七日市場の大丸石



    川をあるくもののこころの風
    川は市場だ

    大町温泉郷へとつづく鹿島橋から
    直線、坂をのぼって丘上の遠景
    山脈に囲われた原
    上原(わっぱら)遺跡の小ストーンサークル石柱へと
    つづく河原には石棒多数
    流木有り

    石を立てる
    木を立てる
    歯を立てる

    流木柱は不在の声に 衣

    低い
    水地
    スイッチ

    天輪(わ)
    石ノね

    海ノ口

    鹿島川
    石の河原の舟
    流木たち
    川よりも石の河原のひろい河床
    石の川にうちあげられた舟
    流木たち


        2008-03-23 セルフポートレイトラボ

    現代美術館で開催中の川俣正「通路」で
    友人の蓮沼くんのプロジェクト、セルフポートレイトラボの展示に参加しています。

    千葉の精神病院にビニールハウスを建てて、自画像を描くアトリエをつくるという活動を、
    美術館において行うというもので、
    20枚くらい自画像を描いて、それを使って地図をつくるというのをやりました

    普段から描いていた自己のイメージの断片や美術館で描いたものをつかって
    島のような地図をつくりました

    川俣展に行かれる際は
    地下の一番奥の方に展示しているので
    見てみてください

    川俣正[通路]


    セルフポートレイトラボ


        2008-02-18 雪の有明山と雪の御神渡

    二〇〇八年二月七日、安曇総合病院前で見た
    雪の有明山(信濃冨士)の
    空に立った岩壁画を見る(
    ゆ)目は
    雪が描いた山の神の貌

    その光景、自体が一つの言葉なのだ
    文字をもたなかった縄文人の
    土器に籠まれた野生のえぐれのリズム
    精神の線
    魂の貝の内側を撫でる光

    その光景によるたった一つの言葉
    光の景の言葉
    (ゆつ)
    間のリズム

    風景は風の景の言葉
    風の言葉


    「30センチほどつもって、見えにくいかもしれないけれど」、
    砥川の河口、プリンスホテル近くの汀で、

    誰のものでもない平(ヒラ)に出会っていました
    諏訪湖につもった
    小鳥の足跡ひとつない雪の平で

    いったいだれが渡るのだろう
    と虚空を吹く風の言葉が舞っていて

    「そうか蛇の道か」と
    雪をかむった御神渡(おみわたり)に
    呟いていました

    砥川河口の「金の透野(トーノ)」

    わずかに残った黄昏の湖頭に
    水鳥が澪をひいて泳いでいました
    日は山の暮れへ
    温室のような練習場から
    学生の声も響いていました




        2008-01-23 加曽利貝塚、竹岡、黄金井戸

    18切符が一枚余ったので、ふらっと
    加曽利貝塚へ
    都賀駅からモノレールで桜木駅
    徒歩10分くらいで貝塚公園

    IMGA1381.jpg

    貝塚の中心に道が掘られ、断層を見ることができる
    古代の生活の時層の堆積
    秘やかで確かな存在の重なり、
    そのモノが語る土中の絵画のような存在感に圧倒される

    IMGA1382up.jpg

    なにものにしろ、そのあざやかな断面、切れ目にこそ
    何かが宿っている


    IMGA1383up.jpg

    壊れた竪穴式住居

    IMGA1384up.jpg

    新しく作られる住居の骨組み

    IMGA1385up.jpg

    建物内に保存された住居跡

    加曽利貝塚の博物館はかなり古めかしい
    しかも入り口の中心に職員の部屋があるという
    なにか権力的なつくりの建物

    やはり貝塚の縄文土器はかなり平面的だった
    海と山、
    やはり山のビジョン、生活の風景に山が見えていることのイメージ生成力と
    山の地形的な生活リズムがその空間感覚を生み出すのか

    壊れた竪穴式住居の再建の為に市の自然公園などで刈られる
    茅や樹木を刈りあつめ、沢山置いてある
    費用がかからないのはよいことだ

    千葉駅までもどって、海のほうに行く
    木更津をこえても、なかなか海が見えない
    やっと上総湊(かずさみなと)駅で
    美しい海の青い風景が広がっている
    竹岡駅で黄金井戸、光藻発祥の地という看板を見つけ、
    下車、徒歩五分くらい


    IMGA1387up.jpg

    黄金井戸の石の窪みの洞の浅い水の
    黄金の底の光


    IMGA1390up.jpg

    樹の根の洞の石柱

    駅までもどって、再び電車で南下するが、
    真っ暗になってしまったので、保田駅で下車
    本当は、温泉に入って帰りたかったが、
    千葉には火山がないので温泉が少なく、
    駅からも遠いのがさびしい

    神社をまわって、パンと弁当を売っている商店で
    サンドイッチ買って、駅に向かって歩いていると
    迷ってしまって、道をおばあさんに聞いて、
    帰り着く、途中海岸線に着き、暗い砂浜に降り立つ

    波に触れた手が潮に澄んで
    潮のせいかしら
    塩のせいかしら


    IMGA1392up.jpg

    保田駅近くの神社
    帰りの電車を待つ間に散歩
    波の伊八の下総だけに、小さな神社にも生きた膨らみを宿した龍の彫り物があった


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