Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2006-11-04 飯綱、キノコ採り

    長野県

    飯綱、天狗の湯に家族と行く、おばあちゃんも一緒にキノコ採り、
    天狗の湯、ダサイ天狗のはりぼてが立っている、観光的温泉、
    もっと隠れ湯のようなところに行きたい、


    近くの林に入る、
    道なき道を森の中へ、
    赤い毒キノコがにょきにょき生えている、
    倒木に小まいキノコが生えているが、
    全部毒きのこだった、家族はシロシメジやクリタケなどを採る
    名人の祖母は眼鏡を忘れ、とれず、

    場所を変えて、
    キノコは落葉樹の森にしかほとんどないという、
    毒キノコでも生えていれば、そこにはキノコがあるということで、
    湿度や木の植生によっては、まったく生えていない場所もある

    苔の生えた切り株にちいさなクリタケが生えている、
    どうやらありそうな雰囲気、
    キノコをもとめて森をさまよう

    森の空気が変わる、湿気をおびたしっとりとした空気感、
    苔むした切り株の下に、クリタケの株があった、
    色が食べられそうな、
    森の宝のような明るい茶色、
    その辺りで、苔むした落葉樹の下に次々とクリタケの株を見つける

    ああ、なんて楽しいんだろう、
    このドキドキ、と発見の歓び、
    苔の緑の木陰に、株になって現れるクリタケの亜麻色のうつくしい姿、
    食べ物を手に入れる仕事がこんな宝探しみたいな遊びだなんて、
    縄文人は幸せだったんだな、

    先日、野焼きで土器を焼いたのも、ものすごく楽しかったけれど、
    昔の人の生活が辛かったなんてイメージは嘘っぱちだ、
    ものすごく楽しい生活を送っていたんだ
    だから縄文土器はあんなにうつくしいんだ、

    現代の都市生活者のほうがどれだけ苦しい生活をおくっているか、
    生命の奔流から切り離され、不自然に歪められたストレス社会、
    快適さ、と利便さのかわりに失った生の歓び、
    自然と精霊とともに、生命とともに生きた縄文人のほうがよっぽど
    楽しくうつくしく歓びに満ちていたという
    実感の地平に立つ、

    ちいさな頃、祖父、祖母につれられて、きのこ採りやたけのこ採り、山菜採りに
    行っていたけど、その森の空間性と山の幸を知っているのと知らないのでは、
    人生観に根本的な違いが生まれただろう、

    (タケノコ採りに行って、採りたての若くほそい柔らかなタケノコを
    その場で剥いて、持参したカセットコンロであぶって、
    味噌とマヨネーズをつけて食べたあの味は忘れることができない)

    ひさしぶりにきのこ採りに来て想う、

    温泉に入って、
    近くの高岡神社に寄って帰る、

    夜、クリタケのキノコ汁と、シロシメジのバター焼きとおばあちゃんの作った煮物、
    全部すごいうまい、
    キノコ汁は山の香りが芳醇にひろがる、採りたてでないとこの薫りは味わえない
    祖母の煮物はすごくうまい、すごく手がかかっているし、味が良くしみて、

    次の日、シロシメジの石焼きピザときのこ御飯、とにかくうまい

    こんな体験したことないという人は、
    長野の家に遊びに来てください、
    家古いけどひろいから泊れるので、
    キノコ採りに山へ行きましょう





    IMG_0001d.jpg


    IMG_0005c.jpg

    高岡神社、飯綱
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    コメント

    私もいつか行きたいです。

    落ち葉を踏む深閑な森の響きは木陰の森の絨毯に
    初めての路 を踏みしめるハジメの音の声を聴きに、
    森の廻廊を駈ける空気の
    苔の毛皮につつまれに、

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