Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2013-02-25 関東の環状列石から同心円文化をみつめる

    地形を辿る時、
    母性の丘を昇るような、
    揺れ、と出逢う、
    地に石たちは立っていた、
    山と丘の合間、

    田端環状石積遺構、
    ただニュータウンというところの
    歴史の剥ぎとられた都市に立つことの目眩

    浅間大社、
    透きとほる富士湧水の中の緑が洗い澄ます、
    心の在りよう、

    富士山の美しさ、
    富士が燃えていた
    という言葉、

    富士宮の千居(せんご)遺跡、
    富士を受ける形、
    丸みのない石の組

    ふるえるときがかざしたて

    伊豆の上白岩遺跡、
    二本の川の又の丘上(大地の天上感)、

    すべてが読み解けるわけではないが、
    石組はおそらくひと繋ぎではなく、
    交差する二匹の蛇、

    水引、
    二つのものを結び合わすことで生まれる差異の通路、
    空という存在の路、満ち、未知

    修善寺の柱飾りの波木彫、
    風を彫る、
    空(くう)を彫るということの
    世界の抱きしめ方、
    空の身体の舞

    修善寺から歩いて、
    農の駅で食べた、伊豆シシ肉バーグ弁当、
    絹織物のように柔らかい―紅茶シフォンケーキ

    川の又の丘上、大地に織られた織物のような、大地の刺繍?、
    環状列石の目の前にある白岩温泉につかってから、

    坂をのぼって、
    生まれなおした風の膜に、確かに出会っていた










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