Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2010-04-21 会津若松、二本松、京都、石山寺

    茨城の展覧会で出会った
    福島県立博物館の学芸員さんに
    縄文の朱漆の糸玉と縄が博物館に展示してあることを教えられ、
    これは行かなくてはと、18切符で会津に向かう

    会津若松は初めて訪れるが、
    名前からして心惹かれる場所だった

    駅から歩いて博物館を目指す
    途中赤べこや漆芸品店が並ぶ街並み

    もっと高いものかとおもっていたが
    意外と500円から1000円くらいの漆のお椀もある

    酒の博物館で
    初物の地酒を試飲させてもらうと
    すごくうまい

    鶴ヶ城の横を通って
    博物館へ
    正面入り口から黒い屋根の広い空間性が気持ち良い

    ヒスイの大珠

    赤い朱漆の糸玉に心奪われる

    へその緒のような縄の
    並んだ言葉のような姿

    じっと、赤い糸玉の色の火、水のような色の火に
    心を透して

    他にも、黒い獅子舞の面
    民俗のコーナーのへその緒を厠に捧げるものや
    どんと焼きの小屋
    キリギリスの螺旋虫籠など
    おもしろいものがある

    近代の絵画コーナーでは柳の木の絵が
    よかった

    学芸員さんにお会いし、
    お話をする

    その後、冷え込む会津の町を歩き、
    スーパーで夕食をとってから
    駅を目指して歩くが、道に迷う

    観光案内所の看板のある代行タクシーの事務所に入り
    トイレを借りて、道を尋ねると、

    どこで泊まるの?と聞かれ、
    駅でテントで泊まろうと思ってます、と言うと
    いいからここに泊まっていきな、と
    社長さんが言ってくれる
    そのまま飲み会のおわったばかりの
    事務所の和室でお酒と料理を頂き、
    泊めていただく

    この会津の深い懐の深さに
    心騒ぐ想い

    朝、お礼の手紙を書いて
    さざえ堂に向かう

    白虎隊、自決の地と墓
    さざえ堂は二重螺旋の塔
    不思議な空間性を身に纏う

    白糸神社の滝へ

    けっこう遠かったが、

    うつくしい光のはじける滝すじの
    岩の上に残った残雪の白と落水の白流が
    白をかさねる
    時のかさねに

    清水で顔を洗って
    生まれ変わるようにして
    博物館に歩いて戻る

    特別に収蔵庫の古い漆のものを見せてもらえるのだ

    厳重な収蔵庫の奥
    古い漆に宿った
    赤と黒の漆色を心に挿して、

    学芸員さんにお昼をごちそうして頂き、

    会津という地の素晴らしい
    幾重にも重なる内陸の山なみの襞のような
    懐の深さ、
    人と地に
    強く惹かれるものを感じながら、
    お礼を言って、別れる
    この場所で、仕事ができるように
    精進したい

    その後、近藤勇の墓に行きたいと言う連れに
    引き連れられ、山道を歩き、墓を見てから

    会津の商店街へ戻ってくる
    野口英夫青春通りには大きな
    蔵が立ち並ぶ、重厚な歴史を感じさせる文化の気配
    野口英夫の記念館もある

    七日町駅へつづく
    商店街を歩く頃には
    すでに日は暮れ、
    店はほとんど閉まっていた

    また会津には来たい


    駅に着き、
    二本松の友人の画家佐藤平馬くんの所へ向かう
    二本松に泊まり
    翌日、平馬くんに二本松を案内してもらう

    城跡へ向かい、傘松という大きな松を見て
    天守跡で安達太良(あだたら)山という乳首のような形をした
    うつくしい山を見る

    二本松歴史資料館で
    縄文土器

    三島神社の古面
    最も古い二枚の翁面と女面に宿る
    カミさびた気配を感じ、

    二本松神社を見て

    平馬くんのおばさんに
    おいしいそばを御馳走になる

    高村光太郎の妻
    智恵子の記念館へ

    高村光太郎より智恵子の貼り絵の方がすごかった印象があるので、
    行ってみるが、展示品の貼り絵はすべてレプリカ写真
    これは詐欺といってもよい、

    聞いてみると
    灯篭祭りの際と二回くらいしか本物は出さないらしい
    パンフレットにも、どこにもそんなことは書いていない
    貼り絵は色が褪せてしまうから保存は難しいのはわかるが、
    なぜ展示館で写真だけ見せられ、本物が一枚も見れないのか、
    一枚だけでも見せるのが礼儀だ
    (油絵とかは本物が見れるが)

    智恵子の生家の智恵子の部屋の写真はパンフレットに載っているのに、
    二階には上がれず、二階にある智恵子の部屋もまったく見れない

    これにはがっかりだった



    安達ヶ原の黒塚へ向かう
    巨石があるが、お寺の境内で入場料がとられる

    巨石の空間と芭蕉さんも来ていた地にデジャブ感
    蛇石もある

    黒塚の安達ヶ原の鬼婆「岩手」の使った石包丁が展示してある
    それは包丁というより石器だった、
    縄文土器なども少し展示されていて
    鬼婆にされた磐座に住む縄文の巫女の姿が浮かぶ

    その奥に古面のあった三島神社があったので、
    神社まで行って、

    平馬くんは二本松へ
    僕らは隣の駅から東京へ




    一度東京に帰って、京都に秋の展覧会の準備に行く

    まず京都に着いて
    父の知人の京都の大学教授を訪ね
    秋の展覧会について相談する

    他大の教授を紹介してもらい、その教授に
    ギャラリーの方を紹介してもらう

    いちげんさんお断りの京都で
    人を紹介してもらって繋がっていく感覚は
    不思議な感覚

    元立誠小という木屋町にある
    情緒ある小学校跡地を会場に考えていて

    そこの桜祭りを
    見に行ったのだが

    京都アートカウンシルという
    団体が主催しているイベントで
    高瀬川沿いに咲く桜が美しく
    とても活気のあるイベントだった

    初めて立誠小の中に入って展示を見たのだが、
    場の力のつよいところで
    とてもおもしろい空間

    アートカウンシル代表の藤森さんには前回訪ねた時から
    お世話になっているのだが、その古きよき京都を体現するような、
    酒飲んで、笑って、唄って、そのままベンチで眠ってしまうような
    とても懐の深さを感じさせる稀有な人だが、
    その人柄そのままに
    朗らかなうつくしい色の絵画だった。


    LICCAさんのギャラリーPonto15で音楽の展示を見て、

    会場に使えるというお寺を見て
    京都芸術センターをちらっと見て

    再び、立誠小で展覧会のイメージを見つめる

    その後
    桜祭りの打ち上げに参加させてもらい
    そのままアートカウンシルの飲み会にも参加させていただき
    秋の日韓展開催の協力をお願いする

    藤森さんをはじめ
    とてもおもしろい方たちと出会えた
    楽しい時間

    LICCAさんのところに寝袋で泊めていただき
    滞在制作場所の確保に動こうとするが、
    まだ未確定のところが多く、
    決められないので、

    とりあえず、
    展示とは関係ない場所へと
    旅したかったので、

    古座を目指して
    電車に乗る

    途中、滋賀の石山寺へ行きたいという連れに
    場所もよくわからないから無理だと言っていると
    石山寺駅に着く
    看板を見ると駅から2キロで石山寺とあったので、
    急遽降りて、
    歩いて石山寺へ

    スーパーで買い出しし、
    たこ焼き150円で6個
    安くてうまい
    外はカリカリ中はとろとろ
    滋賀も
    たこ焼きの生きた味の圏内だった

    途中神社に寄って
    昼食をとり

    石山寺へ
    山門の仁王の空間が力づよい

    門の建築のすばらしい
    木組みの重なりを見て、
    何となく
    縄文土器も建築的なかさねがあるな
    と思う

    生命も構造とエネルギーの両方が分かちがたくある

    石山寺はとても広い庭
    源氏物語の展示もやっている
    紫式部の使っていたという二つの円の硯など見る
    鄙(ひな)と都

    本堂、奇岩、多宝塔など
    庭の苔の碧色が
    大和絵の世界の色そのまま

    寺から再び駅へ
    スーパーのたこ焼きがタイムセールで6個で100円
    だけどさっきの兄ちゃんではなくおばちゃんが焼いている
    兄ちゃんが焼いていたほうがうまかった


    幻住庵
    芭蕉の墓のある義仲寺など
    惹かれる場所があったが、

    今回はとにかく古座へということで、
    次回京都に来るときに寄ればよいということで、

    古座へとつづく









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