Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2010-02-13 「歌とダルマ」アートコラボラボ10

    木曜日が祝日ということで、
    水曜日にワークショップが移動

    長野に籠もって映像編集をして
    戻ってすぐに、
    ワークショップ

    今日は出町さんがダルマつくりのワークショップ
    久しぶりの施設のワークショップに心踊るのか

    勢いのあるワークショップに皆
    楽しそうに絵を描き、ダルマを描く

    広瀬君はやはり部屋なので
    部屋に行くと

    水曜日だからなのか、
    いまだかつてないくらい布団の中で熟睡していた

    声をかけても反応がないので、
    持ってきたアイヌの唄のCDをかけて
    粘土をつくる

    久しぶりに長野に帰った際
    養護学校でずっと働いていた母と話し、
    障害をもっている人で、
    音とか音楽がきらいな人はまずいないという話を聞き
    音楽をかけてみようと持ってきたのだ

    でも声で歌いかけていたわけだから、
    音楽をCDでかけるより
    深いコミュニケーションがとれたと思うから
    それはよかったのだ

    音楽をかけても
    熟睡している広瀬君はしばらくまったく目を覚まさない

    やっと起きて、もってきた袋などに興味を示したあと
    トイレに行ったまま戻ってこない

    その間、どうにもアイヌの唄でいまいちな唄がかかっていたので
    早送りして
    一番好きな、ふくろうの鳴くような音の
    子守唄をかけると

    広瀬君がやってきて
    手招きして

    多目的室にむかう

    やはり、広瀬君の冬眠のようなやる気を出させるには
    音楽が良いようだ
    真新しい、呼び出すような音楽

    母が言うには好きな音楽ができれば、その音楽が聞きたいから
    CDを買うためにお金が必要になって
    施設の作業をするだろうという

    衣食住の足りてしまって、ほしいものもなければ
    単純労働の仕事などするわけない
    楽しいことだけやるというのは
    確かにあたりまえなことだ

    広瀬君は久しぶりに皆と一緒にワークショップだが
    ダルマに色付けはやりたくないらしい

    出町さんがもってきた紙のお面に
    向かい、シルエットをペンでなぞる

    出町さんとパートナーを組んだ
    飯島君が羨ましいらしく
    ちょっかいを出している

    そのうち映像を撮ったり、
    出町さんのカメラで写真をとったりしていた。

    広瀬君の写真は良い

    ものの表情というか、おもしろさを
    ものの意味に一切とらわれず
    そのまま捕えているような写真だ

    これは一つ広瀬君の可能性だと思う
    ビデオについているカメラ機能で撮った写真も
    映像の中に編集されて陶芸美術館で上映する予定

    そのうち、一番最初のワークショップから描きはじめた絵を
    女性のスタッフに促されて、
    友達のカズヒロくんにも促されて
    描きはじめる

    それを描きおえ、
    またごそごそ出町さんの持ってきた画材を物色していたが、
    そのまま帰っていった

    余り手伝い過ぎず、
    やりたいようにやらせて

    やっと、広瀬君の描いた絵は一枚完成したような気がする
    広瀬君にそっくりの

    いたずらそうな表情の動物と
    心が止まったような表情の動物

    その後ろに小さな同じ動物の水色のシルエット

    これは正に広瀬君のこころの在り方を表現している

    いたずら好きの好奇心のかたまりの自分
    なにもする気が起きない心の凍った自分

    それと水色のよくわからないもう一人の自分

    この三者が、広瀬君のなかで
    コントロールできない形で、
    顔を出す

    水色の小さな広瀬君はなんなんだろう

    まだ会った事のない広瀬君なのか、
    もう会っている広瀬君なのか

    この絵もインスタレーションに組み込んで
    展示する予定だけど、どうしたものか、


    その後、ダルマのワークショップが終わり、

    一人で乾燥時間を考えると今日で最後の
    野焼き粘土つくりを続けていると、

    広瀬君が一人でやってきて
    笑いかける
    そして部屋をぐるぐる回っている

    粘土に興味を持っていそうな気配もあるが
    結局やらず、

    絵できたね、と言うと
    うれしそうに笑った

    そのうちに帰っていってしまったが、
    なにかやりたい気持ち、やり残した気持ちがあるのだろうけど
    自分でもどうしたらいいかわからない

    かといって、勧られると
    帰ってしまう

    そのところ出町さんはうまい
    肩に手をあてて、
    広瀬君の背中をそっと押してあげる

    この触れるということはきっと
    自分の子どもとのふれあいから生まれてきたのでは
    ないかと思うけど、

    これがなかなか、まだできない

    次で最後のワークショップ。
    できるかぎり、
    裸のまま
    広瀬くんと向き合いたい






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    ラボラボ通信

















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