Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2006-03-16 石川県、能登半島、熊野古道、お水取り

    2月12日 

    前日に連れと日光に行こうと話していたら、
    山が閉山しているので、
    行きたくないと言って勝手に一人で金沢に出発したけど、戻ってきたので
    鹿島神宮でも行くかと言って出かけたが、
    出発してみたら、
    金沢はこの前行ったから、途中に飛騨高山あるからまずそれに行こうということになり、
    松本を目指す、松本からバスが一番近い
        
    上諏訪、テントではあまりに寒いので、
    夕食を500円豚汁定食を食べたやくざっぽい    
    マスターの店に泊めてもらう
     


    2月13日 

    店の手伝いをして朝飯食べさせてもらい、温泉大衆浴場200円に入ってから

    諏訪大社上社本宮

    上社前宮、

    水眼(すいが)という湧き水の源泉を訪ねて
    御神域の裏山に、
    雪の中、道に迷い、引き返す
    途中、狐が獲物を捕らえて道から走り去る、
    雪道には毛と鮮血が広がり、狐の逃げ去ったほうには
    川が続いている
    そこを遡っていくと湧き水の泉に辿り着いた、
    湧き水の周りは雪の中なのに、緑に溢れていた、
    水はうまかった、
    狐に導かれたのだろう
    (ミシャグジ神ってなんだろう)

    山下清放浪美術館、山下清は好きだ

    下諏訪、シチューのうまい店、諏訪大社下社秋宮、下社春宮
        


    連れが歩いて飛騨高山に行くと言って聞かないので、
    松本からバスで2時間の距離、体力回復の為、木崎の家に行って泊まる、




    2月14日~20日 木崎の家
       
    中綱湖、ワカサギ穴釣り、
    氷上の風があまりに寒い、手が紫に、装備が大切です
    釣れるのは楽しい

    穂高、穂高神社、

    満願寺、ここでも連れが雪の残る山奥で朝の寺が見たい、
    朝まで踊っていれば大丈夫と言うが
    氷点下になるので、眠ったら死ぬ感じなので
    寺に泊めてもらおうと頼んでみるが断られるので帰る、が
    駅まで戻ったところで、また一人で引き返して行こうとするが、
    引き止めて暖かいときにまた来て泊まろうと説得して帰る
    (泊まるつもりはなかったので、テントも寝袋ももっていなかったから)

    飛騨高山はあまりに寒くてテントは無理と判断し、とりあえず能登の海沿いなら黒潮の関係で、まだましだろうと出発する
         
    連れが金沢に行きたいと言ったのは本当は石川県に行きたいの意味で、
    金沢しか知らないからそう言ったとか言っていた、
    能登を歩いて一周したいと言っていたがあまりに寒いのでバスと電車も使う、
    今度は暖かい時に歩いて能登一周したい、
    石川県で行った場所は全部連れが選んだ、
    気多大社は連れがケタについて文章を書いていて、
    折口信夫についても調べていた経緯がある、
    石川県は僕の意識にほとんど上らない場所だったので、
    一人ではたぶん行けない場所だった、
    連れに一緒につれてってもらって、すごいものと出会えた
    連れに感謝を述べたい、ありがとう



    2月21日 

    富山県、伏木、気多神社、総社跡地、御嶽に近い神聖な森を大和で初めて見つける、
    勝興寺、寺の造りがすごいかっこいい、雨晴海岸 バス停泊


    2月22日 

    氷見、すごく素敵なお麩屋さんがあって、そこに麩まんじゅうって凍った饅頭が売ってて、
    一個だけくださいって言ったら、商品にならないからって、ちょっと形のわるい饅頭を二つタダでもらった、すごくおいしかった、また行くときは、お金をあるていど持ってちゃんと買いに行きたい、
    高岡、サティで毛布をずっと選ぶ、あまりに寒いので毛布買う、本龍寺境内泊


    2月23日

    高岡、瑞龍寺 雪の似合う美しい建物だった、

    石川県、羽咋、気多大社、茶店前泊
     




    2月24日 

    気多大社、

    朝、犬の散歩してる気多大社のやくざっぽい宮司さんと知り合い
    いろいろ話を聞く

    奥宮のある原生林、すばらしい、御嶽に匹敵する美しい場所、
    緑にあふれている、植物というのは気温や日光とかに関係ない力によって
    生きているような気にさせられる、
    沖縄の森と似ている、
    つまりは原始林ということ、神聖な場所には捩じれたツタのような樹が生えている
    伊勢より出雲よりすごい、ここが大和の神社の中心か、
    原始林が残っていることが、最も深い神聖であることの条件


    バスにて、海辺の松が美しい
    等伯の松林図屏風は霧の山の松かと思っていたが、
    海辺の松でもいいと思った


    妙成寺、今までで最高の寺
    連れが行きたいというから行ったのだけど、
    人が少なく、静かな聖域の古木、
    苔むした荒れ墓、天が落ちて来るような迫力の五重塔、
    美しい社、造りの美しい本殿、鐘楼、
    魔法のような石庭、時間の止まった書院の空気、
    すべてが美しい、

    ここの五重塔は日光の国宝の五重塔とまったく同じ造りだそうで、
    国宝にしようとがんばっているらしいが、
    国宝になったら人が大勢来て、空間が壊されてしまうだろう、
    日光のは見てないけど、こっちの緑に囲まれた静かな中で見るほうがすごい
    と思う、国宝にならないでほしい

    3-3.gif


    http://www.pref.ishikawa.jp/bunkazai/kenzoubutu/3.htm

    夕暮れの松の浜、平らな海と浜、呼ばれて歩いていってしまいそうな風景
    長手島、出雲から石川までの海を気多の海と呼んだらしい
    そこを鮫の背を歩いて渡った兎が長手島の兎と言う


    折口信夫の墓、羽咋神社境内泊
     


    2月25日 

    七尾、気多本宮、七尾は長谷川等伯の生まれた地
    西光寺境内泊
     


    2月26日 

    穴水、来迎寺 門の木がかっこいい、
    明泉寺 苔むした石塔と木々が造る美しい空間
    ここも観光客がほとんど来ないから、静寂の場
    宇出津、お堂内泊
     


    2月27日 

    柳田村、バスで薬師寺に向かうが、バスの運転手に間違って別の寺を教えられる
    が、その寺の人のお姉さんが薬師寺をやっていたので、車で送ってもらう 

    薬師寺 作者不明の美しい仏画の屏風に出会う、
    有名な不動明王像は新築された倉に移されていた、置かれた空間が良くない


    バスが全然無いので、宇出津から九十九湾まで廃線路を歩く、
    蓬莱島 冬は渡し船が無い、眺めるだけ
    恋路、弁天島、から徒歩で鵜飼、見附島、バス停内泊
     


    2月28日 

    珠洲、ワカメ最中、ワカメの入った最中、今まで食べた最中で一番うまい

    須須神社 原生林と捩じれた樹がある
    ここから狼煙まで歩く

    奥宮は普通の山と森だった

    狼煙、禄剛崎灯台、折戸で7時くらいに終バスが終わり
    寝床を探し、徒歩で、木の浦を経て高屋、バス停内泊



    3月 1日

    曽々木、岩倉寺 朝、坊さんがお経上げてた
    千枚田、輪島、朝市、重蔵神社境内泊



    3月 2日 

    輪島、永福寺、朝お経上げてる寺に入ったら、坊さんがちょっとあったまっていきなさいと  
    話をしてたら、昔放浪して、俳句を書いてる坊さんで、
    門前にも寺持っていて、車で行くから送ってくれるというので、送ってもらう
    途中に、間垣という防風用の垣根に覆われた村を見る、とても素敵だった


    門前市、總持寺、お堂の龍の木彫がすごかった

    水墨画にも共通のものを感じる
    この彫りの躍動感の捕らえ方、リズムというか、勢いの抽象化
    漫画の表現にも通ずるなにか

    總持寺のすぐ近くの京都みたいに洒落た寺の住職だった、
    今度行ったら泊めてくれるって

    福井県、寺境内泊




    3月 3日 

    永平寺 曹洞宗本山、

    前に長野でヒッチハイクした時、乗せてくれた若い坊さんが永平寺について
    道元さんの書の本物があることを話してくれて、
    曹洞宗も金に汚い人とかいろいろあるんだ
    という話をしてくれたので行ってみた、

    坊さんがいっぱいで気持悪いかったけど、雪深く美しいところだった、樹も寺も美しい
    徳の高そうな坊さんもいた、でも寺院内に観光的な標識のついた寺はどうかと思う

    住吉大社、

    和歌山、和歌浦、塩竈神社境内泊



    3月 4日

    朝神主に見つかって怒られる

    東照宮 狩野探幽の美しい絵があった神社だが、無惨にも修復され
    まったく別物にされた、へたくそな絵に塗り潰されていた
    絵画の死をまざまざと見せつけられへこむ

    和歌山城 和歌山と言ったら和歌山城と聞いていたが、
    再建され中身は博物館になっていた、
    古い本物の城が見てみたい


    紀伊田辺、闘鶏神社、茅葺き屋根は20年しかもたないので銅製屋根に張り替えたらしいが
    すごいかっこいい暮れ色の似合う美しい神社、

    べつに古いものがいいわけではなく、センスがよくかっこよければいい、
    かっこいいものが残っていくから、古いものにいいものが多く、
    時間の堆積自体にも美しさがある、
    でもここの宮大工の職人技はすばらしい、これこそ伝統の継承だと思う


    南方熊楠旧邸 改修引っ越し中で見られず、


    商店がないのでスーパーオークワで買いだめしていく
    巻寿司、食パン、ソーセージ6本、ワラビ餅、きゅうり、マヨネーズ

    滝尻王子、古道館前泊





    熊野古道、中辺路を徒歩で5日間歩く


    3月 5日

    朝から暮れるまで歩く、
    高原、畑仕事のおじさん達が声をかけてくれる
    途中300円でヨモギ餅三つ、
    手作りで美味しい、こんな肉厚の餅食べたことない

    近露王子手前の杉の林を持っているおばさんと話す、
    世界遺産になった古道の問題点を聞く
    前は熊野古道と彫った石碑があったのが持ち去られ、
    青い看板が立ち、
    今一里塚がある場所に昔は一里ごとに松が植えられていたという
    政府の植林計画で田んぼが杉林に変わり、花粉症も増えた
    その人はそこに住んでいるわけではなく、
    定年で戻ってこようと考えているけど食べて行けない、
    杉も4、50年では商品にならない、

    野中の一方杉
    野中の湧き水

    商店で四つで250円のあんぱんが売っていた
    あれは買っておけばよかった

    小広王子トイレ内泊




    3月 6日 

    朝から暮れるまで歩く

    無人販売所、梅干し、干し柿を買う
    連れがそこのおばあさんに腹減ってるって言ったら、
    タダで焼き餅とコーヒーをくれた
    うまかった

    伏祓王子前、

    あと1時間のところで雨の中、美しい梅の樹に足が止まってしまい
    絵を描き始め、真っ暗に、
    困って近くの人に商店か食堂が無いか尋ねるが、
    無いので、パンとか分けてくれと頼むと、
    インスタントラーメンに餅入れて食べさせてくれた、
    熊野の語りベをしているおもしろい奥さんなので、
    話し込み、そのまま泊めてもらう
    NHKドラマの「ほんまもん」の舞台になった茶畑のある家だった、

    松本さん宅泊





    3月 7日 

    朝、茶畑の上の木々の木漏れ日が美しい
    松本さん(夫)に羊歯飛行機の遊び方を教えてもらう

    熊野大社本宮、社殿はすごいかっこいいが森の力が弱い

    大斎原、旧社殿地、こっちのほうが気持いい
    熊野川と音無川の中洲にあったが、洪水で社殿が半分流され、
    今の高台に移された、
    熊野川はエメラルドグリーンで美しい

    小雲取越え、

    小口、商店にて、
    さんまの丸干し焼いてもらってサラダやロールキャベツまでもらってレンジで御飯温めて食べる

    廃校の小学校内泊





    3月 8日 

    大雲取越え、越前峠、標高60メートルくらいから800メートルまで1時間半で上るってきつい

    那智高原公園で日が暮れる、あと25分で着くので車道を下るが、
    何時まで経っても古道にでない、
    かなり歩いてから、灯がぽつぽつ見え始める、
    那智ってこんな小さいのかと驚きながら、
    閉まっている商店に辿り着き、現在地を隣の家に尋ねると、
    道を間違って降りて来てしまったらしい、
    とても人のいいおばさんで、親身に心配してくれる、
    弟さんを呼んで、これからどうしたらいいか、考えてくれる、
    自分の子供だと思うと、涙が出るよ、と言って、
    ああこれが仏心ってものだと感じる、
    今那智についても、もう商店も食堂も終わってるし、
    飯食ってないと言うと、手作りの白味噌と御飯を菜っ葉に包んで食べる
    すごいおいしい晩御飯を食べさせてくれた、
    大根の煮つけと、手作りの漬け物もうまかった、
    山水が豊富で水がうまい、水がタダだから流しっぱなしで、
    顔を洗うと今まで感じたことないくらい気持がよくて驚いた、
    大工の弟さんもすごくいいひとで、道を間違った高原公園まで車で送ってくれるという
    おばさんは泊まってってもいいよ、
    また泊まりに来てね、と
    お握りと漬け物と菜っ葉に白味噌と和菓子まで持たせてくれた、

    高原公園の東屋に着くと、無気味なコートが置いてあって、
    眠る気にならないので、今度は道を確かめて、那智に下る

    那智、青岸渡寺、坊さんに寝床を紹介してもらう、お土産屋前泊




    3月 9日 

    那智大社、那智の滝、

    明法山、阿弥陀寺、人が来ないので苔に覆われた石段、古道が残っている

    歩いて、速玉大社を目差すが、補陀落山寺で日が暮れ、雨も降ってくるし、
    連れの体力が限界に、
    ここから国道を歩かないといけないので、電車で行くことに、

    新宮駅内泊




    3月 10日 

    熊野速玉大社、
    神倉神社、ゴトビキ岩、
    源頼朝の寄進した石段がすごい、神の山の背を歩くような感じ、既視感を感じる

    浮島の森、

    三重県、津、三重県立美術館、曾我蕭白、歌川広重、ルドン

    博物館裏、古墳石櫃

    護国神社境内泊





    3月 11日 

    当麻寺、折口信夫「死者の書」の藤原家の郎女のモデルになった中将姫が身を寄せた寺
    古美術研究で来たことある場所で、国宝のある本堂だけ見て、
    バスツアーみたいに通り過ぎて、他の場所も見たいと、一番心残った場所だった

    当麻寺中ノ坊、中将姫の肖像画、

    十六羅漢図の双幅がすごい深い黒、闇、無造作に展示され真近で見れる
    絵画ってすごいなって惹きつけられた
    折口信夫が中学くらいの時をここで過ごしたらしい
    そこから死者の書が生まれたんだね

    二上山、「死者の書」で皇子が眠る山、
    今ではハイキングコースになり、人が多く、面影はない


    奈良、東大寺二月堂、お水取り、

    火祭り、

    あまりにも人が多くて、近寄れないから、裏山登って、鉄条網を乗り越え、
    人のいない近くで見る
    でっかい火の玉のついた棒もって坊さんがお堂を走り回る
    楽しい、
    火の玉がお堂に落ちるは、下に落下するは、すごいおもしろい
    ただお堂の灯も消えて真っ暗の中でやるのかと思ったら、
    お堂の灯はついたままだった
    おたいまつ終わった後も、二月堂の中で坊さん達が念仏唱えて笛吹いて床を打鳴らし、
    歩き回るおもしろい儀式があった、

    12日、13日、14日には達陀って火持って走り回るのがあって、それがおもしろいらしい
    今度はそれ見たい

    東大寺境内泊





    3月 12日 

    春日大社、奈良国立博物館、帰宅



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