Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

  • experience (12)
  • news (60)
  • exhibition (31)
  • word (47)
  • essay (4)
  • film (4)
  • review (30)
  • journey (59)
  • photograph (6)
  • performance (10)
  • architecture (2)
  • book (2)
  • workshop (13)
  • review&journey (1)
  • memo (2)
  • livepaint (0)
  • 最近の記事

    最近のコメント

    最近のトラックバック

        -------- スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2009-12-22 榛名神社、伊香保、川原湯温泉、前橋

    両毛線で前橋を目指す
    新前橋で乗り換え
    渋川駅、金島駅で降り
    伊香保温泉を目指して歩く
    ただひたすら登りの道を歩き続け
    日暮れごろやっと伊香保温泉に着く

    暗くなって
    店のほとんど閉まった石段街で
    一つだけ残った湯の花まんじゅうを買って食べる

    露天風呂は間に合わなかったので
    石段の湯に入り

    閉まった休憩所前で
    テント泊

    翌日、榛名山に向けて歩き出す
    しばらく歩いたところで車が止まって
    おじさんが途中まで送ってくれるという

    雨が降りそうだったのでありがたく乗せてもらう
    峠を下った平地では
    霧でまったく景色が見えない

    結局、榛名山の登り口まで
    送ってもらう
    お礼を言って

    ロープウェー乗り場で、
    郷原駅の方に抜ける道を聞き

    ビジターセンターもあったので、
    地図をもらって道を聞き

    荷物を置かせてもらって
    霧で閉ざされた榛名山に登る
    樹氷の氷が舞い落ちて
    当たると痛い
    景色はまったく見えない山道を登りきり
    雲の中の樹氷の林
    吹きすさぶ山頂はものすごく寒い

    ビジターセンターに戻り荷物を持って歩き出す
    榛名富士の姿は霧に隠れて拝めなかったが

    榛名湖は霧がはれて
    湖畔を眺めながら
    榛名神社へ

    車道の途中で
    関東ふれあいの道というのがあり、
    榛名神社に近道そうなので山道へ

    こういう古道を歩くのは楽しい
    川沿いを下って
    関所跡に着き
    榛名神社

    この神社のあまりの空間性に打たれる

    矢立杉の巨木がそそりたち
    巨岩石柱の合間に
    合いの手を打つようにして
    絶妙に建てられた双龍門

    巨岩、奇岩の聖地に幻視された
    夢の在り方の建築

    本殿の着色された木彫りの装飾の妙
    欄干の木彫の空間性は縄文から継承されたうねり

    Image574s.jpg

    本殿の後ろに御姿岩という
    巨大な奇岩がそそり立つ

    Image571s.jpg

    向かいの崖には窪んだ洞があり
    御姿岩と対をなす陰陽の
    その神めいた谷間で

    この神社は今まで出会った神社の中でも
    指折りのすばらしい場所だった

    御姿岩の頂上付近には幣帛の白が見える
    神主に尋ねると、一年に一度夜中に
    非公開で神主が登り付け替える儀式があるらしい

    あそこに登ったらすばらしい感覚だろうと思いつつ
    榛名神社を後にする

    参道を戻ると秋葉神社の赤い鳥居が二つ
    くぐって登っていくと
    巨石の下に小祠があり、
    さらに登ると、神社の参道とは思えない急斜面の道を越えて
    頂上の方まで行くと
    石の祠が幾つかあり
    後ろに尾根状の道が続いているので
    行ってみると巨石の上に石祠があり
    奥宮のようだ
    さらに道は続いていたが、下っていたので戻る
    少し雨が降り始めていたので、
    先を急ぐ

    途中の土産物屋で
    おばさんがハナマメの試食に一粒食させてくれる
    とてもおいしかったので
    買って行きたいが
    500円というが出せない身の上

    門前の社家町では新そば祭りがやっている
    坂を下って小さな神社に寄ると
    社の中に二つの丸石が祀られている

    Image575s.jpg

    車道を下っていく途中で
    再び関東ふれあいの道があったので
    そっちに行ってみるが、
    山道ではなく車道だったので
    再び大きな車道にでたところで
    看板が無く道がわからなくなる
    雨が降っているので
    屋根のあるところで昼食をとってから歩き出す

    細い道もあったが
    看板が無いのでまっすぐ行く

    ここで道を間違ったようで
    登り道になってまったく目的地に着かないので
    まいっていたら
    車に乗せてくれる人がいて
    国定忠治の処刑場まで運んでもらう

    そのまま
    郷原駅まで乗せてもらった
    ものすごく距離があったので
    とても日暮れまでには着かなかったので
    ありがたかった

    郷原駅前の商店で晩飯を買い
    食べる
    賞味期限切れの惣菜をもらい
    カップラーメンを食べる
    カップめんばかり食べているので
    群馬県オリジナルカップめんも全種類食べつくしてしまう

    郷原駅はハート型土偶の発見された遺跡跡だ
    電車で川原湯温泉駅に行き
    温泉を探すが
    共同浴場はすでに閉まっていて
    露天温泉しかやっていないので
    露天に行くが脱衣所にも電気がつかないという
    階段を登っていくと
    見晴らしのいい丘上の木々に囲まれ
    屋根つきの混浴露天風呂
    真っ暗なのでライトで照らすと二人の先客がいる

    とにかく寒いので入ってみると
    熱めの湯が気持ちよく
    疲れがとれる

    地元のおじさん二人が浸かっている
    一人の人が源泉でつくった温泉卵をくれる

    雨音と湯の落つる音の中
    木々の合間に町の光が点々と光って
    どこか昔に岩手県で見た星空のような
    銀河鉄道を思い起こさせる
    暗くて顔も見えない中で話す会話

    ずーと温泉にはいっている

    いつのまにか雨がやみ
    月が出て星も瞬いている
    温泉でよく暖まってからテント泊

    温泉上に聖天様の神社
    木彫りの男根など木の又が祀られている
    混浴温泉とともに考え深い

    Image577s.jpg

    朝、川原湯温泉の町を歩いて
    神社の足湯に入ってから駅に戻る
    アスファルトが凍結してツルツル滑ってあぶない

    ここは噂の八ツ場ダム予定地だった
    このすばらしい温泉がダムに沈むのは
    断固阻止しなければならない


    電車で渋川駅に戻り
    上州名物、焼き饅頭を食べてから
    散策すると中筋遺跡の看板を見かけ
    行ってみる

    古墳時代の遺跡だが
    非常におもしろい
    古墳の形に似た再現竪穴式住居と
    祭祀場がある

    それからスーパーマーケット、ベイシアで昼食を食べ
    八木原駅まで歩く

    電車で前橋駅へ
    観光案内所で1日200円のレンタルサイクルに乗って
    前橋文学館へ

    文学館前の
    広瀬川は水嵩が高く
    水面が非常に地面近い

    水流と水音の近さに
    洪水など起こらないのか
    不穏さすら掻き立てられるような
    水との親和性

    まさに水の町
    前橋
    非常に特殊な感覚が流れる

    前橋文学館、朔太郎の仕事を眺める
    色紙に書かれた

    火よ
    沈黙して
    いはざるかな

    という書に惹かれる


    朔太郎記念館を目指しつつ

    日暮れに利根川を眺めたくて
    川原へ

    日暮れ


    「大トネノ 水の女神が 黄金を打てり刻(トキ)
      利根         (水の女神も ながされていった)

     水の女神ノタンネノ(ゴロ石ノ歯 サ )
     せせらぎが
     声がする

     地面と近いところを
        走っている  (にっこり笑っていた。)

    前橋の川(カハ)ノ
            水声がする 」



    茨城の取手の利根川しか知らなかったので
    前橋の利根川の日暮れを見たとき、その雄大さに
    縄文、アイヌ語タンネへとつづく
    地のちからに陽(ヒ)をうたれていた


    日が暮れて
    朔太郎記念館に着くが
    敷島公園内バラ園に移転されたもので
    時間外で外観しか見れなかった

    暗くなって
    朔太郎の墓へ
    この寺も移転したようで
    結構遠い


    もう一日自転車を借りて
    国定村の
    国定忠治の墓に向かって
    国道を走る
    前橋の食を求めて食堂を探すが
    国道沿いはチェーン店ばかりだ

    風がびょんびょん吹きすさぶなか
    やっとこさ国定村に近づいたところで
    スーパーで夕食を買おうとするが
    すでに閉まっていたので、
    コンビ二で夕食
    save onおでん50円など

    国定駅に着き
    駅は閉まったので
    駅の庇の下でテント泊

    国定忠治の墓へ行く
    朔太郎の言った
    路傍の石のような墓は無くなり
    立派な墓が立っている

    しかし寺の中は道祖神、地蔵など
    古石の溢れるいい空間

    岩宿遺跡に行く
    しかし博物館が月曜休館で見れず
    旧石器時代の遺跡
    こんどぜひ来たい

    前橋に戻る
    今度は国道ではなく
    細道を走る

    女堀という国指定遺跡を行きにコンビニの地図で見て気になっていたので
    寄っていく

    灌漑用水の為に12世紀中葉に人力で掘られた
    前橋から国定まで12キロ
    幅15~30 メートル、深さ3~4メートルの堀

    草が生えた窪みが断続的につづく
    気持ちのよい空間

    前橋は沼が多い

    途中、女堀沼にも寄る
    おそろしげな雰囲気

    ものすごい向かい風に吹きっさらされながら
    前橋を目指す

    やっと前橋に着き
    帰京

    吉増剛造さんの
    詩学の武満徹の講義に出て
    旅は終わり




























    スポンサーサイト

    コメント

    コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可  

    トラックバック

    http://sugihara.blog27.fc2.com/tb.php/183-7f33c704

     | HOME | 

    FC2Ad

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。