Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2009-12-12 アートコラボラボ・ワークショップ3

    朝、コラボラボ参加の舞踏家の伊藤虹さんの車に便乗させてもらって
    真壁町へ
    伊藤虹さんは大野一雄さんの踊りに感銘をうけて
    踊りの道に入ったとても物腰の柔らかな方だ

    色々アートコラボラボについて話し合いながら、楽しいドライブ
    施設に着いて、利用者さんの女の方が駐車場まで来て
    「この前の女の人は来てないの?」と言うので
    今日は来れないんだよと言うと
    何度も「さびしい、」と言っていた
    他にも何人か女の人来ないの?と聞いていた
    連れはとても施設の人に好かれているようだ

    施設の多目的室で虹さんは踊りのワークショップの準備
    昼飯を食べてすぐにワークショップが始まる
    ビデオの撮影を頼まれていたのだけど、
    自分のパートナーとのコミュニケーションに手一杯で
    ちゃんと撮れずにすいませんでした

    しばらくワークショップを眺めてから
    部屋に閉じこもっている広瀬君のところへ

    前回の連れと広瀬君のやり取りに影響をうけ、
    言葉ではなく音や動きすべてを開いて
    コミュニケーションをとろうと試みる
    ここには大野一雄さんの姿というのも
    きっと重なっていた

    紙粘土を作りながら声を出し
    子供がおもちゃで遊ぶように広瀬君と
    遊ぶ、その変っぷりにか
    広瀬君は笑い出して
    粘土で作った作物に
    毛布の中から指を伸ばし
    粘土に触れようとしたり
    また引込めたり

    そのうちできた作物を置いて
    次の作物を作りながら声を出し遊ぶ

    広瀬君はできた粘土の作物をひっくり返し
    僕もまたひっくり返す、
    そして広瀬君が指で押して、おそらく完成した

    もう一つの作物で広瀬君の方に寄っていくと
    端っこを掴んでゆっくりひっぱりあう、
    はしっこがちぎれたところで完成

    やっとこさ共同制作が二つ成立したところで、
    広瀬君は毛布を出て
    ベランダへ出る
    一緒に外を眺め

    布団に戻り
    今度は外の方を指差すので

    外に一緒に行く
    今行くとダンスやってるから
    びっくりするかなと思っていたが、

    ダンスのワークショップに飛び入り参加
    他の参加者からバチをもらって太鼓をどんどん叩く
    微妙に叩く箇所を変えることで
    音にリズムを出している
    とても力強い音に粘土を作りながら踊る

    他にも鐘を叩いたり、積極的に力強い音楽をつくっていく
    さすがに、ずっとやっていると虹さんのワークショップにわるいかなと
    思いつつも、止まらず

    撮影のビデオにも興味をもち撮影もする
    とても良い感性の画を撮るが、
    虹さんたちが映らないので、ダメと伝える

    終了時間まで一緒にいて
    虹さんと園長さんと話し、

    虹さんに真壁の町で面白い場所を紹介する予定だったが
    暗くなってしまったので、場所だけ伝え、
    宿泊施設まで送ってもらい別れる

    あまりの全力コミュニケーションにすっかり疲れ果て
    すぐに眠りにつく


    次の日
    施設のお世話しているおばさんの家に呼ばれて
    お茶を頂く
    元農家のお家がとても良い雰囲気
    おにぎりまでもらう

    ホームセンターまで歩き、
    買い物をすませてから
    真壁の町を散策する

    神社の巨木に挨拶する、
    Image588s.jpg

    寺の仏塔だが自然信仰に近い
    Image586s.jpg

    お堂の中の神さびた彫刻たち
    Image584s.jpg



    まだ行ったことのない場所に着き
    大山木(たいさんぼく)という看板が立つの屋敷で
    家の人に尋ねると、紫山焼のアトリエもあるから
    見て行って言われる

    大山木は倒れてしまい、残った二本の枝が生き伸びているので
    大山木という感じはしない、
    アトリエを見せてもらうが、紫山焼は
    青と紫の深い色が美しい焼きものだった
    絵も描いていて、すこし障がいのある方なのかもしれないが、
    素朴な良い絵もあった

    1時からのワークショップに合わせて
    施設に着き、
    昼飯を食べる

    素朴な農家の匂いのするような
    煮物やチャボの小さいゆで卵や奈良漬が本当に美味く
    なかでもピーナッツの味噌和えのようなものの美味さに驚く
    ありがたい

    施設でのワークショップ
    茨城新聞の取材が来ていたが、
    広瀬君はやはり来ていない

    アーティストの出町さんが来ると聞いていたので
    出町さんが来るまでは放っておいて
    会いに行こうと、他の参加者の人と絵と紙粘土のワークショップを始める

    出町さんが来るが取材を受けているので
    ワークショップを続ける

    するとこちらにも記者の人が来て取材を受けていると
    いつの間にかに広瀬君が来ていた

    しかも新しい絵を描き始めている
    ヨウ、と挨拶すると
    返事が返る

    出町さんの土面作りのワークショップに参加したそうなので
    聞くと、やるというので土をもらって
    土面を作ると出町さんとのコラボになってしまうので
    なんでもいいから作ってと言うと
    なんだか土面を作りたそうな気持ちのあらわれたものができあがった
    あとで聞くと土面をつくりたいと言っていたので、
    仲のいい出町さんと一緒に土面をつくりたい気持ちがあったのだ
    一緒にやらしてあげればよかった
    出町さんは別の人とパートナーを組むのでしかたないのだが

    帰りに色々ワークショップの問題点を話し、
    まだまだ僕はあたまで動いている、社会的な行動をとっているのだなと
    思わされる

    施設の側の立場と利用者の世界の合間に立って
    両方を橋渡ししていくような自由な開かれ方

    日常と制作という舞台の境目のなさについて
    非常に深い体験ができていると思う

    特に触れるということが、動物のように重要なコミュニケーションになっている
    これはまったく踏み入ったことのない領域で、おもしろいと思う

    非常に大変だけどこんなにおもしろい場所はない






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    コメント

    杉原さんは、粘り強く、感も良い。
    頭が下がります。

    いえいえ、まだ触れるというところは踏み入りはじめで、
    其処が開かれたら、凄いという処です
    声のコミュニケーションで触れ合う処まで。
    今日のカズヒロくんの広瀬君との触れ方の
    手の舞いには驚きでした
    木の葉が舞い散るように
    エロティックであるほどの美しい舞い

    それと、
    出町さんの共同制作観の可能性には
    目を瞠ります。

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