Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2009-08-13 「歌籠(アヤゴモ)り」マツリと展示

    「歌籠(アヤゴモ)り」

    杉原信幸
    山形淑華

    吉増剛造(ゲスト)



    都市のマツリを揺りおこす。その揺籃(ヨウラン)の庭を杉原信幸がカムイミンタル(神庭)として
    注連縄、貝殻、海藻をつかって生み出し、山形淑華が空のテント、蚊帳をかける。

    詩人の吉増剛造氏をゲストに迎え、手の歩行によって、紙片に光を刺青するようにして
    描かれた色の皮膜によってつくられる、静寂の空間と
    三者によって声、身体、言葉によって歌い籠められるマツリの刻(トキ)。



    日時 8月23日(日)-30日(日)11時-19時
    マツリ 8月29日(土)18時-  参加費 1000円(マツリのみ)

    主催 site

    site[サイト]
    東京都渋谷区恵比寿1-30-15サイトビルB1
    Tel: 03-3441-6970 Fax: 03-3444-1483
    @Mail: site@site-ebisu.com
    http://www.site-ebisu.com/



    nakid_b.gif

    Image252.jpg

    hakuda[1]




    map[1]



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        2009-08-13 皆既日食、加計呂麻島、奄美大島、佐田京石

    奄美で皆既日食が見れるということで、
    以前に1日だけ沖縄からの帰りに立ち寄った奄美大島に行って

    島尾ミホさんの足跡に触れたい
    加計呂麻島の呑之浦(ヌンミウラ)に行ってみたいと想い
    旅に出る

    広島でテント泊

    朝、原爆ドームに寄ってから
    博多を目指す

    旨そうな博多ラーメン屋を探していると
    天神中州で祭りの気配

    偶然に天神祇園山笠祭りと遭遇
    祭りの気配に湧き立つ路地のラーメン屋で
    おいしい博多ラーメンを食べながら
    祭りを眺める

    高速バスに乗るため博多駅に戻る途中
    威勢のよい掛け声に引かれていくと
    中州の川べりを一斉に駆けていく男たちと山笠神輿
    舟のリズムの本気の掛声の一駆け足の刻は
    特別な時が流れた
    橋の上からよいものと出会えた

    博多から鹿児島まで高速バス
    ミネラルウォーターがついて2200円

    鹿児島に夜着いて、
    寝場所を求めて、24時間営業のフェリーで桜島へ
    港の公園でテント泊

    夕方の奄美行のフェリー待ちで
    バスの一日乗車券を買って
    黒神の埋没鳥居へ

    灰を纏った森が不思議

    火山灰で上部のみ残して埋没した鳥居
    近くにおもしろい形の墓があった

    バスで戻る途中、温泉施設に寄り
    一番風呂に入る

    桜島フェリー乗り場に戻り、鹿児島へ戻る
    奄美行の買い出しの準備と余った時間で美術館に行く
    一日乗車券は路面電車も乗れる。

    鹿児島市立美術館ではじめて
    ミニマリズムの作家フランク・ステラの
    初期の黒いドローイングに惹かれる

    ス―パーで弁当や食糧を買い
    フェリー乗り場まで歩く

    日食行きのバックパッカーで満員の
    フェリーに乗って奄美に向かう

    朝名瀬港に着き、歩いて中心街へ

    とりあえずバスを探して
    バスの案内所へ行き
    加計呂麻島に渡る為に
    古仁屋行きのバスの時間を調べ
    古仁屋行きのバスに乗る

    つづく



    メモ、

    踊りが
    波であるならば
    踊りとは
    大地に海をつくることかもしれない


    すばらしい時間の起こり
    月つ瀬に立つ潮の起こりの刻に出会った




    帰りに大分の宇佐神宮の近くに
    米神山という巨石と頂上にストーンサークルがある
    4、500メートルしかないけど
    険しい山があって
    その麓に佐田京石というストーンサークルがあって
    ある意味日本一のストーンサークルだとも言える
    すばらしいとこだったけれども、

    ストーンサークルのある米神山の頂上から見える
    山なみと雲海の色の
    朝の紺色の濡れなびく海の髪のような深い色に




    山もまた大地の波かもしれない





    城間(シロマ)トフル(天国への通い道)の
    揺籃(ゆりかご)段々

    宿借(ヤドカ)りの歩行の合間に三ツドクロ

    白桃マイマイの道

    ト フル(天国への通い道)
    ト フル(天国への通い道)
    ト フル(天国への通い道)

    赤(アカ)ッ黄(キ)ノ赤子のメリーゴーランド





    月つ瀬に潮の立つ刻「海の声が帰(モド)ってきている」
    安心院(アジム=アズミ=安曇=海人)の佐田京石(キョラ石,清ら石)の
    米神山山頂ストーンサークルから眺め見た
    濡れなびく海の髪のたみなく山なみの
    小磯のような雲海と色の深さ

    古事(コジ) 怒(ドォ) 凪グ ルッ
    時(トキ)ノ 焦ゲ(苔) ゴーガ
    夢流(ムル) ズ ド ゴージ デ グル
    オゴル(奢ル)/

    戻ッテキタ
    戻ッテキタ

    海(ウ-ミ)ノ コーエガ
    戻ッテキテイル ト-ユ ユーズ(柚子)
    グール 歳(トーシ)ノ スグソバ(傍) 二-ム/

    穂(帆)-ガッ /
    穂(帆)ッガ  /
    フ ホ(穂、帆)-ガ /

    ウギル(浮く) 
    ウギル(浮く) 
    ウギルー(浮く)





        2009-08-06 墓家と縄文遺跡発見

    IMG_0165up[1]


    芸大の修了制作で生まれた墓家(はかや)を
    西丸震哉記念館に移設しようと計画してから、二年の時が経ってしまった

    建築系の本には、すでにあることになっていたので
    今春から、ようやく制作を開始した

    雪深い大町では、骨組みを一変しなくては、構造的にもたないので、
    その準備にこれだけの時間がかかってしまった

    本格的な竪穴式住居の構造を踏襲して
    記念館の庭に穴を掘り始めた

    直径4mほどの穴を掘っていく

    そのうちスコップに当たる石のようなものを見つける

    それを洗ってみると
    文様の入った土器片
    縄文土器だった

    syutudo.jpg

    惹かれつづけた縄文土器を自ら地中から掘り当てるとは、
    この驚き

    そして穴を掘り進めると黒曜石の石器やら、打製石器、磨製石器
    縄文土器片がたくさん出土する

    それからは制作のことはすっかり忘れて
    発掘作業にのめりこんでいく

    暗い土中の世界を手さぐりで掘り進めると
    現れる縄文の世界の確かな感触に
    こころ震える

    そのうちに大きなあきらかな石組の遺構も出土し、
    その縄文の石組の妙

    入口手前回転a

    なにがしかの確かな結びつきで置かれた石の
    在り方に

    ただならない大きな世界との接続点のようなひらき
    星のならびの世界との接近のような気配を感じとる

    そして夜、出土した土器片や石器の泥を丹念に洗い落としていくと
    それらが、一見ただの、石ころのように見えたり、石器のかけらのように
    見えていたものが、指先、手の中にすっぽりと納まっていく

    この石に手が握られるような感覚のおどろき

    この石たちは皆、現在の画一化された道具との関わりで生きている
    私たちにとってはただ石ころにしか見えなかったものが、
    すべて道具であり、

    同時に爪や牙のように手と一つになって現われてくる

    手のほうが、
    体に寄り添うように割られ、磨かれた石器によって
    無限に変化していく

    その身体と意識の無限に変化していく在り方
    これこそが縄文と言われる世界の本質の一つなのだろう

    現代の道具という見方で
    考古学者にとってはただの石ころと扱われ
    博物館には展示されないような
    石ころのような石器こそが
    本当の縄文の姿を伝えるものなのだろう

    そしてまた、出土する多種の土器片も
    一つとして組み合って一つの土器の形をとらない

    これがいったい何を意味するのか

    土器片さえも道具であったのではないか
    手にすっぽりと納まっていく

    そして尖っていない、先の丸い石器類が
    何に使われたか、それを想うと

    土器を描く
    土器のからだに刺青するように刻み込む
    土器づくり石器の姿が浮かぶ

    そして縄目を転がして縄文をつけたなんて型の技術で縄文を語っていることがあるけど、
    そんなもんじゃない、縄目模様は全部石で刻み込んだものだ

    もちろん長い縄文時代に縄目の型を使用したこともあったかもしれないが、
    それは縄文の本質ではない、刻み、抉り、描いていく

    その無限に変化していく
    宇宙誕生からつづく
    宇宙の先端としての生
    その起こりとしてのイベント(生)に
    のっていく波のような
    あからさまな裸体の世界の在り方そのものだ

    でとにかく
    古材の柱を立て、桁を組み
    古材の梁をかけ、横木を渡し、
    材木屋でわけてもらった辺材を屋根に葺いて

    その出土した縄文遺跡の石組の空間を
    内部に取りこんで、

    上原(わっぱら)遺跡のストーンサークル近くの
    高瀬川から拾ってきた石棒を配して
    炉石を組み
    墓家は一応の形を得た

    そして雪の問題、耐久性の問題を実験しつつ、
    土盛り、草芽吹き、内部空間の改良等、
    成長していく空間として、

    縄文の息吹の眠る墓の時間と
    私たちの生きる空間の交差する場所として
    西丸震哉記念館に常設展示されています


    DSCF1954a.jpg






        2009-08-06 西丸震哉記念館第二回企画展 彫金家長井一馬展「精霊の銀」

    1_200.jpg

    初のキュレーションとなる
    西丸震哉記念館の第二回企画展は
    銀の彫金家の長井一馬さん

    西丸震哉さんの大叔父の島崎藤村の初版本の出版を行ったのが
    長井さんの曾祖父だったというのが縁で、
    記念館に興味を持ち、展示空間に共感してもらい
    企画展の運びとなったが、

    展示を終えてみると、そのあまりの作品と空間のはまり具合にびっくり。
    僕が口を挟む必要はほとんどなく、進んでいく展示は運命的なものだったのかもしれない

    パプア・ニューギニアの食人族のつくった道具の土着的な色の鮮やかさと
    長井さんの隙なくプロフェッショナルに額装されたスピリチャルな銀のオブジェクトが
    響きあいすばらしい展示となった

    これはぜひ多くの人に見てもらいたい
    展示を見に来たい方は僕がいる時なら家に泊れるので、
    連絡ください。

    ただ現在8月下旬の展示の準備をしているので
    おかまいはできませんが。



    会期延長されました。
    8月10日(月)、14日(金)、15日(土)、16日(日)も展示されます。
    13日、14日、15日、16日は絵画ワークショップも行われ、
    15日、16日には西丸震哉さんも来館されます。

    くわしくは→西丸震哉記念館ブログ



    西丸震哉記念館レイクサイドギャラリー第二回企画展

    彫金家 長井一馬展
    「精霊の銀」

    2009年8月1日(土)~8月9日(日)(会期中無休)
    追加展示 10日(月)、14日(金)、15日(土)、16日(日)

    10時~16時30分(事前連絡で延長可)

    入場料 無料 


    彫金家の長井一馬は、スピリチュアルな銀の装身具を生み出す大町在住の作家であり、
    今春には清里北澤美術館でも個展を行い注目されています。
    西丸震哉氏が秘境探検で集めた収集品の持つ土着の原始的な色と響きあう、銀の生命の宿った作品を展示します。


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    DSCF1995s.jpg


    西丸震哉記念館





        2009-08-05 糸魚川、ヒスイ峡、長者ヶ原遺跡

    車で糸魚川へ

    小谷村の道行きに車道から見える巨石や祠に
    心惹かれる
    やはり塩の道を歩いてみたいと思う

    長者ヶ原遺跡、ヒスイの加工跡のある縄文遺跡

    姫川沿いに走ってきた道の河口の平地が広がって来たところで
    丘に登ったところ

    まず、長者ヶ原考古館
    ヒスイ、土器、石器を見る
    ヒスイの完成品は意外と少ない

    縄文の勾玉は雫のような形ではなく
    野生の胎児のような形だ

    土器に石棒の刺さった出土状態が再現されている

    歩いて5分jくらいの森の小道を抜けると
    森に囲まれた広い原っぱが現れる
    これが長者ヶ原遺跡

    住居跡の真上に竪穴式住居が再現されている
    古代のムラの幻視を誘うような景色が胸をうつ

    何棟かの竪穴式住居と儀式用の長方形の茅葺壁の館
    そのまわりには無造作に立石が幾つか立っている

    精霊の住処のような
    おそらくお墓が家の周りに立っている姿が
    その生と喪、現在と古代の境目をとりはらう

    広場の中心には立石が立っている
    竪穴式住居の入口から中心の石が見えている

    竪穴式住居内部の石組の炉石も家のまわりの立石も
    出土したそのままの位置に置いているらしい

    すばらしい遺跡だ

    その後、フォッサマグナミュージアムで
    うつくしい鉱石群とヒスイを見て

    青海自然史博物館
    ヒスイを見る

    その後青海のヒスイ峡へ

    コンクリで堰がつくられていて
    ヒスイ峡というには寂しい景色だったが、
    幾つかヒスイらしきものを見つける

    天然記念物指定区域外の河原で
    ヒスイらしき石を幾つか拾って帰る

    帰る途中に寺地遺跡に寄る
    石棒等の配石遺構や木柱があったが、
    道の下に埋め戻されていてみることができない
    ここもヒスイの加工場だったらしい

    帰りに小谷で来馬温泉(400円)に入る

    雨飾(あまかざり)という響きの
    雨飾山と無料の露天温泉が非常に気になる
    今度歩いて行きたい










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