Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2008-07-26 「詩の黄金の庭 吉増剛造展」

    北海道立文学館「詩の黄金の庭 吉増剛造展」にて
    丸石座の記録映像が出品されています
    この夏、北海道に行かれる方は、ぜひお寄りください

    吉増さんの銅版巻物、多重露光写真、生原稿など、
    吉増さんの軌跡に出会うのに北海道と言う場所は、とてもよい機会と思います
    イベントも沢山行なわれているので、それにあわせて


    「詩の黄金の庭 吉増剛造展」

    会 期 2008年6月28日(土)~8月31日(日)
    休館日 月曜日(7/21を除く)、7月22日(火)
    開館時間 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
    会 場 北海道立文学館
    観覧料 一般600(480)円、高大生350(280)円、小中生250(200)円
    ( )内は10名以上の団体料金

    交通アクセス
    札幌駅より地下鉄で5分くらい
    地下鉄南北線「中島公園」駅もしくは「幌平橋」駅下車、徒歩7分



    イベント
    ■キセキgozoCine@ vol.3  対話=吉増剛造×工藤正廣
    出演 吉増剛造(詩人)、工藤正廣(北海道大学名誉教授)
    日時 8月8日(金) 18:30~
    会場 北海道立文学館講堂
    定員 60名

    ■ ライブパフォーマンス
      Na entrada da casa dos fogos (花火の家の入り口で)
    出演 マリリア(ボーカリスト)、吉増剛造(詩人)
    日時 8月9日(土) 18:30~
    会場 北海道立文学館 地階ロビー
    定員 70名

    ■ ライブパフォーマンス
      Na entrada da casa dos fogos (花火の家の入り口で)
    出演 マリリア(ボーカリスト)、吉増剛造(詩人)
    日時 8月10日(日) 18:30~
    会場 井上靖記念館(旭川市)
    定員 70名

    ■キセキgozoCine@ vol.4  解説=喜多香織
    出演 喜多香織(当館学芸員)
    日時 8月16日(土) 14:00~
    会場 北海道立文学館講堂
    定員 60名

    ■キセキgozoCine@ vol.5  対話=工藤正廣×平原一良
    出演 工藤正廣(北海道大学名誉教授)、平原一良(当館副館長)
    日時 8月17日(日) 14:00~
    会場 北海道立文学館講堂
    定員 60名

    ■ gozoCine新作上映会(予定)
    出演 吉増剛造(詩人)
    日時 8月30日(土) 18:30~
    会場 北海道立文学館講堂
    定員 60名


    申込方法 2週間前より予約 Tel.011-511-7655
    聴講料 無料


    http://www.h-bungaku.or.jp/gyouji/kikakuten.html#yosimasu

    gozotirasi001.jpg





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        2008-07-26 早池峰シシ踊り、アフンルパル、忍路環状列石、詩の黄金の庭

    北海道、東日本パス
    五日間の旅

    始発で出発
    夕方、遠野駅、
    神楽送迎バス(無料)に乗って

    附馬牛
    車窓から
    菱形の石神がならんでいた

    大出、早池峰神社、早池峰神楽

    翁舞
    太鼓と金音

    終幕
    権現舞のノッポの黒獅子ノ歯噛ミ(カンカン カンカン)
    深閑な森に鳴り
    煙のように山へと立ちほそる

    バス停泊
    朝5時半、小雨

    早池峰山に登りたかったが、10時のシシ踊りに間に合わないので、
    断念
    又一の滝まで歩く(膨らんだ腹みたいな滝)
    途中出会った、登山客が薬師岳に登るという
    薬師岳2.5kmと書いてあったので、行けるか、と時計も持ってないので、
    駆けのぼる、かなり険しい山だ、

    森林限界に出ると、高い木がなくなり
    風のとおる巨石とハイマツの天上の磐座のような場所  …そう、これこそ神庭(カムイミンタル)だった

    ハイマツが道を塞ぎ、雨は止んでいたが、雨露で
    全身びっしょ濡れ、しかもサンダルで登っていたので、
    滑って転けて、石に膝を打ち、出血したりする

    なんとか、頂上に着き、霧が深いので休みなく、
    急いで駆けおりる、傾斜が急すぎでなかなか早く降りられない、

    遠野の観光案内所に聞いたのだが、薬師岳は険しく、雨の日の次の日は登ってはいけないとか、
    熊の巣があって、確実に熊がでると聞いていたのを思い出していた
    逆に雨の日は熊は出ないらしいが、

    途中、道のすぐ傍で、荒々しいなにものかの息と気配を聞いていた、
    大声を出して、足早に駆けおりるが、あれは熊だったのかしら

    下山していけば、さっきの登山客に会って、時間を教えてもらえるだろうと
    いそぐ
    又一の滝からまだそんなに登っていない場所で、さっきの登山客に会う
    時間は8時半くらいだという、ぎりぎりな時間だ

    急いで、降りるが、サンダルが足に食い込み、血が出る、
    それでも、急いで、なんとか9時半過ぎに早池峰神社に辿り着く、

    あとで、確かめると、歩くと往復7時間くらいかかる道のりを
    4時間で踏破したことになる
    そのかわり以後、体力の限界と足が壊れる
    足がびっこひいて、よぼよぼとしか歩けなくなってしまった

    シシ踊り、3団体が山門から、続々と踊りながらやってくるのはなかなか見事

    早池峰は鹿(しし)踊りではなく、獅子(しし)踊りと書く
    踊り手が太鼓を持って踊らない、幕踊りなので、
    実は、鹿踊りの太鼓踊りのほうが見たかった
    また今度、花巻の方にある鹿踊りを見に行きたい

    神輿を担いで、川まで行列は踊りながら歩いていって、
    河原の草に水をつけて神輿を浄め
    戻ってきて本殿前で、周りながら踊る、そこで一度お開きになる

    座って見ているとおじさんがお神酒をすすめてくれるので、飲む
    シシ踊りも昔は1時間半くらい舞ったのに、
    今は15分くらいに短縮してしまったという、
    確かに、物足りないと感じていた

    テレビや踊りの大会に出るようになって、尺が15分くらいでやってくれと言われ、
    短縮版をやっていくうちに、皆それしか踊れなくなっているという、
    記録はとっていても、1時間半の踊りはほとんど踊られる機会がない
    お捻りがたくさんでた時とか、拍手喝采の時に踊るという

    昔は祭りだけが楽しみだったけど、今はテレビがあって、1時間半も踊っていたら、
    みんな帰ってしまうと言う、さびしい感じがする

    その後、社務所前で、3団体が再び踊る、
    中でも、張山が一番おもしろい、
    惹き付けられる群舞

    しかし、2時のバスに乗って行かないと、
    北海道に辿り着けないので、

    張山のシシ踊りの囃しの音を残して、バス停へ向かう
    すると、バス停近くの、民家の敷地に附馬牛のシシ踊りが入って踊っていた

    その山里の密やかな祭りを残して、バスは出発する
    (普段は800円するバスが、その日は200円、バスで遠野駅へ
    3時に無料送迎バスがあるのだが、それだと間に合わないので)

    遠野駅前、おじちゃんとおばちゃんが野菜売ってる
    トマト1コ20円、2つ買い
    青森へ

    車中の岩手の人の表情はくらかった気がする
    地震のせいかしら、それにしても、盛岡、八戸間の
    いわて銀河鉄道、青い森鉄道は気に食わない(18切符ごろし)

    八戸で温泉に入るが地図で見るより遠く、
    15分くらいかかり、一本電車を乗り過ごし、
    大変だったが、
    なんとか青森に着く、

    急行はまなすに乗って、北海道へ、
    青森、室蘭間は、はまなすを使わないと、ひどく乗継ぎがわるい

    早朝4時半くらい、東室蘭着、始発を待って、時間をつぶす、
    そういえば、前に来た時、黄金駅近くの、黄金遺跡に行きたかったのを思い出し、
    電話帳で調べるが、載ってないので駅員に尋ねるが、
    黄金駅は無人だというので、しょうがなく、行ってみることに、
    無人だったがポスターがあって、電話番号はわかった
    近くにローソンがあって、地図を確認、徒歩30分くらいと言うことで、
    まだ開かないので、富浦駅へ

    去年夜に富浦に着いて、見つけられなかったアフンルパルを
    今回ちゃんと、場所を調べたので、駅から、国道に向かって巻き道を登って行く
    市民霊園近くの道に踏み跡のような道とのことだったが、
    ちゃんと道が刈って、分かりやすくなっていた

    アフンルパルに着いて

    欠ケテイル アフンルパル
    国道工事で削りとられた、その傷によって
    中空に浮かぶ?神庭(カムイミンタル)?として

    茅野の尖石遺跡以外の遺跡が
    土地造成によって削りとられ、
    遺跡があった場所は、今中空にあるという
    そのイメージの喚起力と同じように

    欠けているアフンルパルも、そのイメージの傷によって
    イメージの源泉たりえた
    国道ができるまえは、リフルカの丘とどのように繋がっていたのか、
    去年夜中に辿り着いたのは、リフルカの丘のほうだった

    市民霊園内の知里幸恵の墓に寄り、
    駅までもどり、そのまま海へ
    蘭法華岬を眺める砂浜でうつくしい昆布をあつめるおじいさんに出会い
    昆布を一枚拾って駅へ

    無人駅の富浦で、温泉に勤める富浦のおばさんと出会い、
    しばらく話をする、温泉のこと漁のことなど
    アイヌについて尋ねると、
    差別されていて、アイヌでない人をシャモと呼ぶなど
    終点の東室蘭に着き、別れるが
    改札を出たところで、おばさんが戻って来て、CCレモンを渡してくれる
    ありがたい、旅での人との繋がり

    乗り換えて黄金駅、
    歩いて30分だが、暑い
    黄金遺跡に着く、丘上に貝塚の白い貝が太陽の受け皿(目-レンズ)のように
    白くある
    遺跡の無料資料館で、鹿のナイフやスプーン、水場で見つかった王冠石器を見る
    貝や食べ物だけではなく、石器や道具も等しく埋葬していた
    水場には、丸石、石棒もあり、
    湧き水をくるむように木々が木陰をつくっている
    その木陰は、驚いたことに、石器がそのまま苔むしたように
    苔のはえた石が並んでいる
    この場所の力

    うつくしい立地の三つの竪穴式住居

    丘上に登り白い貝の敷きつめられた広場
    これもまた、中空にうかぶ神庭(カムイミンタル)の舞台のようでもある

    墓の上につくられる、食物の埋葬場所(ゴミ捨て場-ゴミという概念ではないのだろうけど)
    墓の上にゴミ捨て場が作れるようなゴミとの関わりかたにならないと
    いけないのだろう

    駅へ戻る途中、白い花に目をうばわれる
    オオハナウドだったと思われる、これも神庭(カムイミンタル)か

    駅まで戻り、札幌へ

    北海道の神社はうそくさい、というか
    ぜんぜん神社の文化と違う、根づきを感じない、
    北海道は二重三重に文化の断絶があるのか、
    縄文とアイヌ、開拓者それらすべてに断絶があるようで、
    まだ北海道の姿が見えて来ない
    神社は南方の文化であるということなのだろうけど、
    アイヌの森や聖地とのつながりを残す場所にまだ出会えない

    札幌から小樽へ、
    寿司屋をさがす、
    さんざん歩いて、やっと、まともな値段で、
    ちらし寿司を食べ、味はうまいけど、そこまで感動的ではなかった

    駅に戻り、蘭島駅へ
    駅舎泊

    翌朝、駅にあった地図を手に忍路環状列石へ
    徒歩30分くらい
    途中で地鎮山ストーンサークルに寄る、
    小山を登り、山頂部の木々に囲まれた小空き地にストーンサークル
    びっくりしたのは、このストーンサークルには丸石が敷きつめられていて、
    まさに丸石座だった、墓域が発掘され、穴があるがそこにも丸石が敷きつめられている

    そしてもう一つ、ストーンサークルは平地にあるものだと思っていたが、
    山の上にあり、木々に囲まれて、風景との繋がりが見つけられない
    この、天上の感覚は北海道の縄文、アイヌに共通する、
    中空にうかぶ神庭(カムイミンタル)のイメージ
    北海道は平地が多く、山がめずらしいから、山の上につくったのだろうか、
    そのギャップにこそ

    一方、忍路環状列石は、平地にあった
    この石にかこまれた神庭(カムイミンタル)の、その秘密は
    窪み、である
    中心部に菱がたの石
    大地は平らではない

    しかし、遺跡の保存状態からすると、
    地中に埋められていた青森の小牧野遺跡の環状列石が
    一番なまなましく伝えているのではないか、

    曇りで、ストーンサークルと山の関係が
    把握できなかったので、海を見る為に歩く

    途中、忍路神社によって、海辺へ、
    石の浜辺には黒い丸石が落ちていたので、拾って戻る
    そして駅の地図には載っていない、
    西崎山環状列石をさがして歩き出す、
    駅に電話して聞くと、忍路環状列石と反対の余市方面に歩いて、
    トンネルくぐって左折、高架の農道を左折、トンネル手前の道のところ徒歩30分と言うので、
    歩く、もうそろそろ足がぼろぼろで
    よぼよぼとしか歩けない

    なんとか、西崎山に辿り着き
    頂上部のストーンサークル、少し傾いている
    ここにも丸石がある

    歩いて、戻るが、この時、大きなミスをしていた
    小樽に戻って、観光案内所で縄文遺跡について尋ねると、
    手宮洞窟とフゴッペ遺跡の線刻画を教えられる

    このフゴッペ遺跡が、西崎山環状列石から歩いていける距離にあったのだ、
    余市に属するからってまったく、駅に情報がないのはおかしい

    コンビニの地図で見た時はフゴッペ遺跡という名前が気になっていたのだが、
    体力の限界で、逃してしまった、またいつか行かないと、

    でもぎりぎり、手宮洞窟はバスで5分くらいだったので、
    飛び乗っていく、
    しかし、北海道立文学館の吉増剛造展で『島ノ唄』の上映が2時からには
    間に合わなくなってしまった
    手宮洞窟保存館は、バス停すぐで、崖に建物張りつけただけで、
    洞窟は削りとられて、ただの壁に線刻してあるのだが、
    ライトアップが強くて、雰囲気がない
    やはりフゴッペ洞窟のほうがよかったらしい
    しょうがなく、バスで戻り
    札幌へ

    地下鉄、南北線、中島公園駅下車、
    徒歩5分、北海道立文学館
    「詩の黄金の庭 吉増剛造展」とりあえず、
    30分遅れで、『島ノ唄』を見る
    沖縄、フードを着た吉増さん、少し似ていると言われた意味がわかった
    奄美、島尾ミホさんのふるべゆらゆらの奄美の島唄、
    でもふるべゆらゆらのCDほうがよかったけど、
    島尾ミホさんが旦那さんの島尾敏雄さんが亡くなってから、
    ずっと喪服を着つづけていたというのは
    衝撃だった
    『島ノ唄』最初から見たい
    会場の床には原稿の拡大コピーが散っている
    なかなか良い感じ、
    フィルムで包んであったけど、コピーならむき出しでもよかった

    吉増剛造展は、新刊『表紙 omotegami』の写真がよかった
    とうとう、吉増さんの見ているビジョン、
    視ることの人々のビジョン、が写真に焼きついてしまったような
    深みにいたっているような気配がただよう、

    入口に置かれた銅版ロールの点刻された文字のうつくしさ
    ポラロイド日記、石狩シーツの原稿など、おもしろかったが、
    多少、展示空間が問題があった、
    石狩シーツの朗読の空間は白い壁が汚く、
    石狩の写真に囲まれていたほうがよいのではないか
    その奥のスペースも写真が詰まって見ずらかったり、
    隙間が空き過ぎていたり
    あと、全詩集の1頁目の文章が壁に貼ってあるのはよいのだが、
    その生原稿が見たかった、
    生原稿もあるのだが、そこまで多くはなかった

    それから、丸石座の記録映像が、上映されていた
    閉館までいて、

    食堂を探して、
    札幌駅まで歩くが、
    よい食堂が見つからない
    人が多くて疲れる

    札幌は都市だ、しかも東北の都市とちがって、
    北海道という島の中心であるから、
    東京のように集中した都市だ、

    そのまま、江別にある温泉に行く為
    江別へ、駅前で食堂を探そうとするが
    駅前の商店が軒並みすべて閉まっているので、吃驚する
    捜しまわっても、小僧寿司とラーメン屋が二軒しかない、
    イマイチなので、松鶴温泉(390円)にいく
    銭湯の2階に休憩室があって、向かいの寿司屋から出前をとれる
    カツ丼450円という破格の値段だけど、サイズが小さいのを
    頼んでみる、かなり小さいけど、味はおいしかった
    温泉につかって、
    札幌に戻って、急行はまなすで
    青森へ
    始発から、南下
    サンダルで擦り切れた足が膿んで、腫れて熱を持っていたので、
    湯治するため、
    切り傷に効く
    いわき湯本駅前の
    みゆき温泉(220円)につかって帰宅する
    温泉のおかげで、足はだいぶよくなった





    IMGA1488up.jpg黄金遺跡




    IMGA1497up.jpg忍路環状列石







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