Nobuyuki Sugihara

砂場の山の隧道の指

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        2007-11-12 日の出の森、水質調査フィールドワーク

    東京近郊の森の中での、滞在制作、常設という言葉ではない
    その場所でうまれ、根づくものを
    作りたいという想い

    青梅ら辺の森を2、3日歩くが、日の出の森のような豊かな雑木林は見つからず
    植林された杉林の山ばかり、
    地図上の点線の林道を歩いていったら、
    シャベルカーが地ならしをする工事現場で、この先はまだ道ができてないという
    戻るのもめんどくさいので、何処か道はないかと尋ねると、
    少し戻って、尾根沿いに獣道みたいのあるよ、でもどこに続いてるか知らないよ、
    と教えてもらい、戻って登りはじめる

    山師の人が使う道で、一応道があり、ちゃんと印がある、
    周りは植林された杉の山だけど、尾根道沿いだけは
    雑木が生えているのが不思議だったが、
    どんどんゆくと、向う側からも重機の音がきこえてきて、
    林道に出た、
    日の出の森の帰りに寄った、
    幸神神社の近くに出て帰る

    10月27日

    二ツ塚処分場水質調査フィールドワーク
    朝、雨
    雨天でもやるというので、
    青梅市役所に少し遅れて到着、
    説明を受け
    雨だから、森に行く人と
    残ってビデオを見る人に分かれる
    調理室なのだが、部屋のイスが埋るくらい
    2、30人の人がいる

    車に分譲して一路、日の出の森へ
    3チームに分かれ、水質調査、
    ペットボトルに沢の水を汲んで、3回振り洗いしてから、
    いっぱいに汲む、
    同時に温度計で水温を測り、
    地点の番号を記入する
    ほとんど杉の林道を歩きながら、沢の分岐点で降りて七カ所ほど、
    水を採取する
    こんにゃく石という曰くのある巨石を見る、

    だんだん豊かな雑木林になってくる
    最後の地点の沢を遡る途中、沢の苔のついた石を踏むと
    ふにゃりとした感触、こんにゃく石か、とびっくりして
    ひっくり返すと、スポンジ状のなにかの工業製品だった
    表側は、苔が生えて石そのものだからおもしろい
    川の分岐を見つけ、水を採取
    周りの雑木林がいかにも、茸の採れそうな豊かな森だったので、
    すぐ上の坂を登ってみると、
    木の根元部分にびっしりと茸が生えている
    なんの茸かわからないが、かなり食べれそう、
    処理場に近いので、食べれるかわからないが、茸に詳しい人も来ているそうなので、
    採って帰る、帰路は沢沿いではない路を通って帰るが、
    途中の切り株に、クリタケがびっしりと生えている
    こんなみごとなクリタケの株は見たことがない
    こんなに豊かな森が汚染されていくというのは、
    とてもかなしいことだ、とりあえず
    あまりにみごとなので、全部採ってかえる

    市役所に着いて、お弁当を食べ、
    持ち帰った水の検査、
    雨が降って、調査しきれなかった場所もあったらしいが、
    予備調査を晴れた日に事前にやっていたので、そのデータも合わせて

    ダイオキシンなどは、調べるのにお金もかかるし、専門的技術が必要なので、
    水の電気伝導度と、塩化物、COD(科学的酸素要求度)の三つの方法、
    電気伝導度に異常が見られる場合に残りの二つを調べる
    電気伝導度は誰でも簡単に調べられ、誤差が少ない、
    異常があっても、即汚染とは限らないが、
    普通、湧水が一番伝導度が低く、下流に行けば行くほど、伝導度が上がる訳だが、
    一部の沢の上流から、水道水が120のところ、300近い値が出た
    普通の沢の湧水は30くらいなのに、これはなにかあるとしか考えられない
    何か地質的な問題や生ゴミを誰かが近くに捨てたとかによって値が出る場合もあるが、
    ちょうど、一番処理場に近く、処理場の地質と同じ高さの辺りの沢から
    値が出るというのは、とても怪しい、
    ちなみに僕らが調べた沢は一番きれいで、
    30、50、110とかほぼ正常な値が出ていた
    この物質が何なのか、ちゃんと調べて、結果が知りたい

    その後、講師の関口さんの話、
    とてもわかりやすく、おもしろかった
    ペットボトルなどのリサイクルというもの自体が、エネルギーを消費し、
    環境に悪影響をおよぼすということ、ゴミ問題は大量消費を止めて、
    ゴミの量を減らすしか方法がないということ、
    しかも、個人レベルでは、全体の5%で、
    企業の出すゴミを規制しないとどうにもならないということ、

    最終処分場というのは、人間の手ではどうすることもできない汚染物質を
    大地にろ過してもらって、大地が汚染されることで、周りに
    被害がいかないようにするというシステムであり、
    その大地が元通りになるには、何百年という時間がかかる、

    処理場のシートというのは、15年という耐久年数が定められていて、
    それ以上は破れて、周りに溢れだすことが前提なものなので、
    処理場は地下水があったり、水源地には一番作ってはならないものなのだ
    実際の調査でも、二ツ塚処理場のすぐ下の池では電気伝導度1000近い値が出たり、
    谷戸沢処分場では、片側の斜面に汚染らしき値が見られるが、
    二ツ塚のほうでは、両方の斜面に汚染らしき値が見られる
    これはいずれ、多摩川へと流れ込み、
    東京都民の飲み水を汚染することになる

    焼却処分場は大気中に薄い毒素をまいて、
    大気が薄めて、ろ過するというシステムだし、
    大地と大気という自然にまかせるしか方法がないという、

    日本で一番処分場に適した土地というのは、関東平野のビル群が建ってるところらしいから
    地震で東京が崩壊したら、最終処分場を作ればいいと思った

    平野というのは、湿原を埋め立てたところらしいから本当は暮らしづらい、
    大量消費の都市生活の輸送がストップしたら、成り立たないから、
    もっと土地を愛して食の豊かな地方で、地場地産の生活を送る必要がある

    日の出の運動のホームページやパンフレットを読むと、
    東京都はなんて横暴な犯罪行為のようなことをしているような気がしていたが、
    問題は、法律に違反しないギリギリの汚染度というところにあって
    成人には問題なくても、妊婦には悪影響を与える値とか、
    ダイオキシンでも、種類があって、臭気ダイオキシンというのは、まったく
    規制がなく、垂れ流されていて、実際日本人の体内におけるダイオキシンの量は
    30年前に比べて、40倍になっているという新聞記事が小さく報告されたりしている
    そういう、むしろ知られていない毒物のほうが問題らしい

    日本の法律自体が物凄くあまいことで、
    日の出の処分場が正当化され、トラスト地が強制収容されてしまったりする
    もちろん検査値のごまかしなんかもあるのかもしれないけど、
    その基準の値自体が狂っていることを改善しないとどうにもならないだろう

    実際、日の出の森にいった後、体調が少し悪くなった気もするけど
    興味のある人はまた日の出に遊びに行くと思うので、
    私達の生活の裏に隠されている
    私達の今立たされている場所を象徴している日の出の森を見に行きましょう




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        2007-11-04 稲刈り体験

    9月28日に書く

    去年制作で必要な稲藁をわけてもらった、
    稲尾の百姓の方と友達になったので、
    稲刈りの体験がてら手伝いにいく
    花の出荷と稲刈りが重なって大変急がしそう

    機械で刈って、はぜ棒を組んで、
    はぜかけにする、
    とても構造的で、利にかなった組み方、
    茅葺き屋根の構造にも近いという

    はぜかけの稲穂の黄金色の形はとてもうつくしいが
    刈りたてはまだあおい草の色が残っている、

    機械刈りで束に結ばれた稲をはぜかけにしていく作業をした

    乾くと量が減るので、風で倒れたりしないように
    しっかりかけていく、

    稲魂という言葉もあるが、
    なかなか感慨ふかい

    この前栗ご飯つくった時に、
    縄文人の狩猟採集から弥生の稲作への移行は、
    米の備蓄できる安定的な生活ということにまけたのではなく、
    米のもっている味にまけたのではないだろうか、とふと思った

    神の食べ物、米食いたければ、
    高床式米倉、神社にひれ伏せって感じで、


    色々、この辺の地域の農業の問題点を聞く、
    農協を通して米の販売をすると、
    機械の維持費、農薬費用、肥料、農協の手数料等で赤字になってしまうという、
    あれだけ大変な作業をして赤字だったら誰もやらなくなるのは当然だ、

    兼業農家で、別の仕事で稼いでいて、
    その赤字を補填して、先祖代々の田圃を荒らさない為に趣味のようにやっているらしい
    こんな状態では誰も、農家をやらなくなるのは当然だ、

    農協はしかも、無農薬農法を弾圧するらしい、
    消費者は、無農薬をもとめているのに、
    農薬が売れなくなり、肥料が売れなくなるから、
    無農薬の米を作っている人に圧力をかけて広まらないようにするという
    酷い話だ、

    本来、稲一本あたりに広い面積を与えて、育ててやれば、多少病気になっても、
    全体としては問題なく、
    無農薬農法は可能だという、
    でも狭いところにぎっしり植えて、栄養不足で肥料を与えて育てると
    病気になり、農薬が必要になり、農協が儲かる仕組になっている

    確かに、無農薬だと雑草抜きなど大変だから、
    アイガモ農法をやっていて、アイガモは雑草もたべてくれるから、
    そこまで大変ではない、だれでもできる形の農業をめざして
    日夜研究をしているそうだ、

    最後に機械が刈り残した稲をノコギリ状の鎌で刈り取って束ねる
    稲刈りのサクッという切れ味が心地よく、楽しい

    でも手刈りで田圃一枚刈ったら、ものすごい大変だ、
    昔は親戚一同集まって、一気に刈ったが、今はそんなことできないから
    機械でやらないと採算が合わない、

    でも自給自足を実践している人が隣村にいて、
    手刈りしているという、田圃一枚の半分くらいで十分一人で食っていけるらしい
    玄米だったら、栄養が豊富だから
    ほとんど玄米だけ食っていても生きていけるらしい
    一ヶ月10キロ食べて、1年120キロ

    でも田圃一枚でも耕すのは大変で、その人も機械でやってもらっているという
    やはり、昔は馬が耕していたから大変なのだろう


    なにかと興味があるので、色々これからも教えてもらおうと思っています
    採れたお米も手伝った分、もらえるということで、どんな味か楽しみです



    11月3日

    このお米を食べました
    とてもおいしいお米です
    食べてるとお米の粒が一つ一つ話しかけてくるような
    お米のひと粒ひと粒の存在感を感じるというお米は食べたことがないかもしれません
    食べ物は、そのまま自分の体です
    このお米は直売していて、
    注文して直接買うことができるので、
    興味のある人は
    こちらを見てください



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